[日商簿記3級]合格率は低い??過去50回の統計から見る今後の対策

2019年4月15日

日商簿記3級は年間30万人超が受験する人気資格で、合格率も高く、少なく見積もっても年間10万人以上は合格者が出ているとされていました

しかし回によっては合格率が結構変動しており、

カズ
カズ
合格率50%って聞いてたのに受けた回は25%程で合格できなかった・・・

なんてこともあります。

今回の記事では合格率の変動を追いつつ、なぜここまで合格率が大きく変わるかに触れながら、たとえ合格率が低い回でも安定して点を取って合格できる対策法を紹介していこうと思います。

ラク
ラク
しっかりと対策すれば簿記3級は100%受かる!

日商簿記3級の過去の合格率の推移

まずは過去50回分の合格率の変動を見て行きましょう。(参考)

受験者数実受験者数合格者数合格率
15399,820名80,130名34,519名43.1%
15291,662名72,435名40,624名56.1%
151104,357名80,360名44,302名55.1%
150111,657名88,774名38,884名43.8%
149101,173名79,421名35,189名44.3%
148102,212名78,243名38,246名48.9%
147113,559名88,970名35,868名40.3%
146102,077名80,227名40,880名50.9%
145105,356名80,832名38,289名47.4%
144120,096名94,411名42,558名45.1%
143106,558名83,915名28,705名34.2%
142114,940名89,012名23,701名26.6%
141107,928名84,708名22,094名26.1%
140102,252名79,467名41,910名52.7%
139102,450名79,460名42,990名54.1%
138110,602名86,659名33,363名38.5%
137101,574名78,726名37,824名48.0%
13699,368名75,049名30,690名40.9%
135119,736名93,781名45,045名48.0%
134110,190名85,585名29,025名33.9%
133109,473名84,846名33,513名39.5%
132122,458名95,847名30,622名31.9%
131107,370名83,409名34,294名41.1%
130107,326名80,887名39,693名49.1%
129135,400名105,106名52,326名49.8%
128118,775名93,091名34,075名36.6%
127119,975名91,077名27,970名30.7%
126148,942名117,180名52,133名44.5%
125144,480名113,269名31,592名27.9%
124126,236名95,092名17,906名18.8%
123140,245名108,429名53,728名49.6%
122136,981名107,000名44,086名41.2%
121122,283名93,453名52,779名56.5%
120135,515名103,333名41,509名40.2%
119118,477名91,522名26,985名29.5%
118109,806名83,112名31,749名38.2%
117123,253名95,925名29,940名31.2%
116110,289名85,872名36,501名42.5%
11598,237名74,059名26,083名35.2%
114121,465名93,890名42,428名45.2%
113102,086名78,640名27,529名35.0%
112105,635名80,570名37,407名46.4%
111115,391名89,482名19,574名21.9%
110101,274名79,825名46,520名58.3%
10992,676名70,262名22,355名31.8%
108118,961名94,581名40,361名42.7%
10799,529名79,163名10,820名13.7%
10690,407名72,277名35,765名49.5%
105111,952名90,469名37,025名40.9%
104102,865名84,309名25,299名30.0%
10390,269名72,508名20,183名27.8%
102106,413名85,612名27,787名32.5%
10195,522名77,664名41,916名54.0%

高いときは約50%、平均でも3~40%。しかし過去には10%台もあることが伺えますね。

カズ
カズ
10%って難関資格と変わらない・・・

このデータだけ見てみると近年でも4~50%を推移しており、特に合格率が低いといった事はあまり考えられません。

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何故合格率にばらつきがあるのか

近年は安定しているようにも見えますが、低い時には107回の時の様に10%台の時もあり、なぜこのように合格率のばらつきが大きいのでしょうか。その理由としては主に以下の3つが考えられます。

絶対評価の為

まず第一に、簿記3級は各問題のどの箇所が何点と事前に決まっており、他の人の出来不出来にかかわらず基準の70点を合格すれば良いとされる絶対評価により採点されています。

そのため問題が難しければ周りがどんなにできていなくても下駄をはかせる、なんてことはまず起きえません。

問題自体が簡単で全体の半分くらいが70点を取れるような場合にはおのずと合格率も50%近くなりますし、ほとんどの方が70点に到達できないような難易度の問題が出てきた場合は合格率は10%台まで下がってしまいます。

ラク
ラク
大学入試みたいに何人合格!だったり、上位何%が合格!みたいな形式ではないんだな

出題範囲が頻繁に変わるため

日商簿記3級の範囲は頻繁に変わることが有名で、2級や1級から論点が降りてくることや、クレジットや電子記録債権と言った近年新しく追加された論点が加わることもあります。

内容が増えれば単純に難易度も上がるため、それに伴って合格率が下がることも容易に想像がつきますね。

逆に最近では有価証券といった結構めんどくさい処理をする論点が2級の方に繰り上げになったので、そのおかげで難易度的に容易になったとの声もあります。

簿記3級の難易度に関する記事も別途挙げているので、興味がある方はそちらも併せてご覧ください。

難易度自体に幅がある

出題範囲の改定云々にかかわらず、問1~5の問題で、特に問1は捻ってある問題が出されると解けず、配点も大きいので結果に響きやすいです。

過去問を解いていただければわかると思うのですが、この問1の時点で回によっては5問すべて落としてしまうような意地悪問題が出ることもあれば、逆にこんなんで良いの?と拍子抜けになるほどひねりの無い問題が出されることもあり、同じ試験とは思えないような局面もありました。

どれだけ対策をしていても取れないこともあり、この20点が取りやすいかどうかでも合格率はかなり変わってくることでしょう。

日商簿記3級の合格率が下がった原因

上記は簿記試験自体の特性(試験側)でしたが、受験者を見ているとなかなか合格できないといった方にもそれなりに理由があるように感じました。

筆者の周りでも何人か不合格になってしまった方がいらっしゃったので、そのあたりの要因も分析して書いていこうと思います。

簡単だと思って高を括っている

ネットで簿記3級の難易度をググってみると「1週間で合格できた」「20時間の勉強で余裕だった」といった声も結構見られ、それだけ見てるといかにも簡単な試験という印象を受けてしまいます。

特に勉強に得意意識がある方がこの罠に陥ってしまう傾向が高く、筆者の友人で学歴が高い方も自分が勉強できると油断した結果、試験1週間前に参考書を開いて理解できず真っ青になっていました。

大抵この「1週間で合格できた」「20時間の勉強で余裕だった」といった評価は自分が勉強できるアピールをして誇張している人か、もしくはもともと経理職をしていた、経済学出身だったなどのバックグラウンドがある人である場合がほとんどです。

因みに筆者の場合簿記3級を受けた段階で経理の経験が半年以上ありましたが、勉強期間は1ヵ月、時間にして50時間強ほど勉強しそれでも最後の週で過去問を回してなかなか合格点に達せず本番で奇跡的に合格できた具合なので油断できる試験ではありません。

カズ
カズ
簡単!って言葉に惑わされちゃダメだね

勉強時間に関する記事も書いているので併せてどうぞ♪

試験までに対策が間に合わなかった

先ほどの受験者、実受験者のデータを見ていただきたいのですが、この二つの違いとしては受験者はお金を支払って申し込んだ人の人数、一方で実受験者は受験会場まで来て実際に受験した人数を表しています。

この二つのデータ間に結構乖離があり、毎回1~2万人の方は申込だけで試験会場に来ていないことが分かります。

この理由として仕事の関係上無理だった、体調を崩してしまったといった理由も少しはありますが、大抵が試験範囲を勉強しきれず間に合わなかったといったもので、「受けてもどうせ受からないから諦めよう」といった理由で受験しない方が大半です。

その一方で、「試験範囲は網羅できていないけどもしかしたらワンチャンあるかも?」「せっかくお金払ったし記念受験するかな」といった方も意外と多く、そのようなパターンの場合なかなか合格できず結果的に合格率を引き下げることにつながります。

ラク
ラク
しっかりとスケジュールを組んで試験に挑もう

日商簿記3級の合格率が低くても合格できる方法!

こういった合格率の変動が大きい場合、どういった対策を考えればいいのでしょうか。

まわりの合格率が低くても、しっかりと対策をすることで、合格できる人はしかるべくして合格していきます。

具体的には以下の五つに気を付けると良いです。

出題範囲が変わる前後は危ない

最近でも範囲は変わり続けている日商簿記3級ですが、直近で最も範囲が大きく変わったのが2016年の改定で

  • 売買目的有価証券の評価替(時価法)が2級の範囲へ変更
  • 伝票の集計(伝票から仕訳日計表の作成、伝票から試算表の作成)が新しく範囲になった
  • 5伝票制が試験範囲外へ変更
  • 為替手形が1級の範囲へ変更
  • 未収金が未収入金へ変更

と級を跨いで改変されています。

その前後の試験の合格率をグラフで見てみましょう。

実際に141回や142回等、範囲改訂が行われたときはグラフでも目に見えて下がっているのが分かります。

急ぎでは無い場合、このように範囲改訂が行われる前後ではなく、告知された時点で受けてしまうか様子を見て落ち着いてから受けるようにした方が無難です。

カズ
カズ
範囲改定があった直後は多くのスクールやテキストも対応できないって聞くよ
キュー
キュー
後から紹介するテキストやスクールは大丈夫な物ばかりだから安心してな

継続して受験する

1回で合格できなかったとしても次受験してはいけないと言った制約はありません

しっかりと実力はあったのにたまたま落ちてしまった、相性の悪い問題ばかり出てダメだった・・・という方はあきらめずに挑戦し続ければ必ず合格できます。

筆者の友人も3度目の挑戦でようやく合格できたので、折角勉強したなら無駄にならないように粘って行きましょう!

キュー
キュー
あんまり効率的ではないけど下手な鉄砲も数撃ちゃ当たるっていうしな

常に最新の教材を用意

これは当たり前の事ですが、教材に関しては常に最新のものを用意できるように心がけましょう。

数年前の物はまず使い物になりませんし、新しい論点やもう学ばなくて良い事まで学んでしまいロスが生じます。

テキスト情報や選び方は以下にまとめました。

正しい勉強法を理解する

特に資格の勉強に慣れていない場合、どのように勉強して良いかわからず延々とテキストを読んで100%理解しようとしたりただ問題をこなすことに目的が行ってしまい復習が疎かになってしまったりします。

簿記の場合解く問題の量を増やすことは非常に大切ですが、しっかりと理解しなぜそのような処理をすべきかを考えることが最も重要です。

また、それだけではなく試験日までにスケジュールを立てて自分なりのペースを作ることやモチベーションを維持させる試みも大事になってきます。

それらの手法は以下にまとめているので、勉強方法に自信がない、どのようにすればよいかわからない、といった方は是非読んでみて下さい。

カズ
カズ
途中から勉強方法を直すのも結構時間かかるし大変だから、勉強を始める前にマスターしておいた方が良いよ!

最終手段としてスクールもアリ

何回受験しても合格できない、モチベーションが上がらない、短期間で合格しないといけない理由がある・・・そんな方にはスクールをオススメします。

スクールというとお金がかかるイメージですが、最近では費用も抑えられており学校側としても受講者を囲い込むことに全力をかけているので分かりやすさやサポート、機能といった面にゼンリョクを注いでいて私たち受講者としても敷居が低くなりつつあります。

スクールのメリット

改めてスクールのメリットです。

大きく分けて3つありますが、1つ目は学習までのスケジュールを調整してもらえる点で、大抵のスクールの場合、毎週毎に講義が行われそれに出席して知識をインプットしていけば試験日までにはある程度問題もこなせており、知識が定着しているので準備不足になってしまったという事態を避けられます。

先ほども述べた通り、合格率を下げる要因として対策が十分にできていなかったことが挙げられるのでそのような事態を回避する点でもおすすめです。

2つ目はモチベーションの維持が容易なことで、通学スタイルの学校であれば周りにも同じ試験を目指すライバルがいるのでおのずと勉強しないといけないといった気持ちにさせられます。通信講座の場合は困難ですが、最近の物では他の学習者の学習時間が表示されるなどして学習欲を惹起させようとする試みも増えてきています。

3つ目は客観的な理解が出来る点で、例えば独学の場合だと独自の解釈をしてしまいそれが正しいかどうかわからないときがあります。

一方でスクールの場合、受験者の理解が曖昧になりやすい論点に関しては深堀して分かりやすく解説するため曖昧になることが少なく、万が一分からない場合は直接質問することでその場で問題を解決することが出来ます。

通学なら大原がオススメ

もし通学で簿記3級を受講されるとお考えの場合、資格の大原をオススメします。

理由として、大原は60年の歴史がある大手予備校で、今までの蓄積がある分受講者がどこで躓きやすいかといったポイントやどの論点が頻出であるかなどといったデータがまとめられており、重要事項をピンポイントで学習することが出来るからです。

加えて、学習スタイルは通学だけでなくWeb越しでも可能で、万が一授業のタイミングで出席できなかった、という場合や通学が困難な位置にある場合は開講後の配信動画で学習できるといった安心なポイントもあります。

また、資格合格後にはキャリアサポートが受けられる場合もあるので、その辺も併せてチェックしてみて下さい!無料で資料請求が可能で、割引情報もあるのでお得に受講できますよ!

大原の簿記3級講座に関しましては、下記の記事をご覧ください。

通信講座ならSTUDYing

最初から通信講座に限定するならSTUDYingも非常におすすめです。

STUDYingの特徴としては非常に安い点が挙げられ、教材がWeb上で完結しているので自宅のPCやスマホ1台あれば簡単に受講できてしまいます。

通学・通勤中の電車の中で、仕事の休憩時間に、寝る前にといった隙間時間で効率よく学習を行う事が可能で、ゲーム形式で解ける問題集や低価格とは思えないクオリティの講義が用意されておりそれでいて3,000円台で受講できるのでコスパの面で最強と言えるでしょう。

UIとしても使いやすく、最終的に苦手分野だけを集めたオリジナル問題集が出来上がるのでそれを解いていくだけで自然に特典が上がっていきます。

更にはノート機能やSNS機能もついており、自分なりの要約をまとめてみたり、他の人がどれくらい勉強しているかを知る事も可能です。

このような機能は他のスクールには無いので、ぜひ一度試していただきたいと思います。

カズ
カズ
無料体験版もあるから是非試してみて!

STUDYingの簿記3級の口コミ情報なども別途掲載しています。

その他のスクール情報

もちろん、簿記3級を扱う資格はこれだけにとどまらず他にもたくさんあります。

筆者の中でそれぞれの特徴をまとめた記事を用意したので、他も見てみたい!という方は是非ご覧ください。

日商簿記3級の合格率まとめ

今回は簿記3級の合格率に着眼点を当てて解説させていただきました。

舐めていると痛い目に合うのは確かですが、しっかり対策をすればまず落ちることは無いので油断せずに挑んで合格を手にしてください。

ラク
ラク
合格率に左右されない対策を立てて挑もうぜ!
カズ
カズ
試験について分からないことがあったら気軽に聞いてね!

その他の有益情報も下にまとめます!

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日商簿記3級

Posted by TS