[日商簿記1級]おすすめの通信講座ランキング!比較・口コミ情報も満載!
日商簿記1級は税理士や公認会計士など有名難関資格の登竜門とも呼ばれ、また、大手企業などでも需要があることから有名な資格です。
登竜門と言うとそこまで難しくないのかな?と思われがちですが、合格者の平均勉強時間は1,000を超え合格率も10%前後と軽く鬼畜難易度と言ってよいでしょう。
以前筆者も独学で挑戦したことがあるのですが到底及ばず通信講座を利用するに至りました。
簿記1級を取り扱っている講座やスクールは多いので、それぞれのスクールの特徴やメリットを含めてお伝えします。
特に1級は受講料も高いので、後悔しないための判断材料にしていただければ嬉しく思います。
日商簿記1級の通信講座比較ランキング
それでは早速スクールや講座の比較をしていきます。
順位だけでなく、それぞれの通信講座の特色も詳しく書いていくので、気になるところがあれば是非見てみてください。
1位:クレアール
受講料 | 105,000円~(1級講義パック) 135,000円~(1級ストレートフルパック) 151,000円~(1・2級マスター) 40,000円~(1級解答力完成パック) |
受講期間 | 目標月+1年 |
受講形態 | WEB通信 DVD |
カリキュラム | 1級講義パック・・・258単元+4回 1級ストレートフルパック・・・258単元+20回 1・2級マスター・・・349単元+24回 1級解答力完成パック・・・20回 |
教材 | 1級テキスト(商簿・会計学3冊、工簿・原価計算2冊) 1級問題集(商簿・会計学3冊、工簿・原価計算2冊) |
サポート・特典 | 早期限定割引 その他キャンペーン多数 検定目標月プラス1年間保証制度 |
クレアールの概要
クレアールの良い点はWeb受講1年延長のサポートが受けられるため、試験に合格できなくても目標検定月から最長1年間は受講可能&質問ができると言った点です。
講義自体も1回が1時間未満と疲れにくいカリキュラムになっており、試験直前には模試も計4回あるのでアウトプットしながら着実に実力をつけていくことができます。
更に何と、安さの面でも他の講座より群を抜いておりキャンペーンを利用すれば10万円未満で受講できる講義が揃っているので驚きです。
クレアールのレビュー・口コミ
2014年10月下旬にクレアールに通い始めました。10月の最後の週で簿記3級を仕上げ、11月で2級、12月に1級商業簿記、2015年1月に1級工業簿記の講義を聴きました。その頃は早く全範囲をみておこうと急いで講義を聴いており、復習する時間や問題演習の時間があまりとれませんでしたが、問題集の基本問題は必ず一回は解くようにし、理解できない問題や分野を極力なくすことに心がけていました。
もちろんそのまま時間がたったら、問題の解き方などほとんど忘れてしまいますが、一回理解すると、後から解きなおしても解き方を忘れているだけで、手も足も出ないほど理解できない問題はなくなると思うので、まずは覚えなくてもいいから”理解した”という経験を重視して簿記の全範囲をさらいました。
ある先生が、「会計士の勉強は忘れるのが当然で、その忘れるたびに思い出して、また忘れて思い出してを繰り返すことによって忘れなくなる」とおっしゃっていました。この言葉のおかげで、いきなり全部を覚える必要もないんだと気張らず勉強を続けることができました。
全範囲の講義を聴き終えて理解したら後は問題演習のみです。まずはクレアールの問題集をひたすらやりこむことです。
この時期が一番つらいですが、ひたすら無心で問題を解きます。おすすめの勉強法は1問ごとに時間を計ることです。私は工業簿記問題集のほとんどの問題を時間を計って解きましたが、1回目は15分かかった問題も何回も解くと5分以内で解けるようになり、目に見えて自分の実力があがっていることを実感でき、毎日のモチベーションにもなりました。
問題集の個別問題ができるようになったら総合問題を解きました。特に商業簿記の総合問題を解くことは非常に大事だと思います。総合問題も手を広げすぎても効果は半減してしまうので、やる問題を決めてそれをひたすら解くことが重要です。私の場合は1級解法マスター答練の8問を何回も解きました。これも時間を計って解くと、自分の計算力が上がっていることが実感できます。この8問の紙はすでにぼろぼろですが、会計士の勉強をしている今でもたまに解きなおしています。
クレアールのテキスト・動画
商業簿記
crear-shobo1工業簿記
crear-kobo1動画
クレアールのポイント
クレアールの受講・資料請求はこちら!
2位:STUDYing
受講料(税込) | 64,900円 |
受講期間 | 次回検定試験日まで |
受講形態 | 通信講座 |
カリキュラム | 基本講座93講座(商)・73講座(工) 実戦力UPテスト6回(商)・4回(工) 検定対策模試2回(商工1回ずつ) |
教材 | WEBテキスト スマート問題集 |
サポート | 無料講座登録で初回5%OFF 更新版あり |
STUDYingの概要
STUDYingは以前通勤講座とも呼ばれており、スマホやPC1台あればインプットからアウトプットまでこなせる通信講座です。
短時間で重要ポイントがまとめられており、わかりやすく効率が良いという事で人気が出ている講座です。
直近で10万人の受講者をこえたことからも、今後も伸びていくことが予測されています。
提供される教材は、動画ももちろん、テキストや問題集も全てがWEB上で完結しています。
すべてが電子媒体で提供されるのがSTUDYingの大きな特色です。
そして何より安いところが大きな見どころで、他の講座と比較しても半額以下の受講料で受講できるので、非常にコスパが良いです!
STUDYingのレビュー・口コミ
5月から通勤講座の2級3級コースを受講し始め、6月に3級、11月に2級とストレートで合格することができました。
はじめ、3級は独学で勉強していたのですが、なかなか一つ一つの論点が頭の中で繋がらず、苦労していたところ、ネットで通勤講座の存在を知りました。
通勤講座は各論点の説明がコンパクトにまとめられており、何事も長続きしない意志の弱い自分でも、仕事の休憩時間を使ってコツコツ進めることができました。
また、音声によって耳からも情報が入ってくるので、効率良く覚えることができ、頭の中も整理されました。
通勤講座の活用方法としては、市販の問題集と併用し、通勤講座→通勤問題→市販の問題集の順番で論点ごとに定着させていきました。結果、3級は満点、2級も合格率の低い難関な回に合格することができました。
本当に通勤講座様様です。
竹原先生ありがとうございました。
約半年前から勉強を始めました。
私はテキストで勉強するのが苦手で、動画で解説してくれるスタディングを受講することにしました。
具体的には講義を一通り見て、ノートにそれぞれのやり方を書き取っていました。
また時間が近づくと市販の問題集も活用してアウトプットにも取り組みました。
テスト直前まで本当に点数が取れなくて、ラストの1週間は問題集を集中的にわからないところは答えと照らし合わせてやり方を頭に叩き込んでいました。
簿記は長いスパンで勉強しなければならず、モチベーションを維持するのにも大変だと思いますが、勉強にメリハリをつけて取り組んでいけば、いいと思います。
STUDYingのポイント
STUDYingの受講
3位:資格の大原
受講料 | 15万円~(1級合格コース) 8万円~(1級直前対策パック) 4万円~(1級模擬試験パック) |
受講期間 | 次回試験まで~12ヵ月 |
受講形態 | Web通信 DVD 教室通学 映像通学 |
カリキュラム | 1級合格コース(6ヶ月/9ヶ月/12ヶ月)・・・65回 1級直前対策パック・・・30回 1級模擬試験パック・・・13回 |
教材 | テキスト 問題集 ミニテスト 直前対策模試・公開模試 |
サポート・特典 | 多数、詳しくはHP・資料請求より |
資格の大原の概要
簿記の総本山とも言われる資格の大原は今までの過去問題を徹底的に分析しており、膨大な問題の分析に加え、出題範囲の変更が著しい簿記に対する研究に力を注いでいます。
そのため合格までに要される時間と労力も効率化されており、更には学習度合いによってコースも細かく分かれているため多くの方が自分に合ったコースを見つけやすくなっています。
コースは具体的に2級学習経験者を1発合格へ導く1級合格コース、1度1級学習経験があり重要論点を中心に復習する1級直前対策パック、試験で自分の実力を測る1級模擬試験パックがあります。
受講料に関してはその時々によりますが、1級合格コースが大体15万円前後で、経験者向けのコースだと結構安くなります。別途割引もあるので再チャレンジの方も大原は選択肢の一つですね!
資格の大原のレビュー・口コミ
基礎期では、講義で解法を学習→問題集で練習→基礎模試で力試しを繰り返していくうちに、1級の問題がメキメキ解けるようになりました。
直前期には、模試のハイレベルな問題をこなすことで、動じない精神力も鍛えられ、高いモチベーションを維持したまま本試験に臨めました。
このコースのおかげで、3~1級を1年で取得するストレート合格が叶いました!
映像通学なら1回聞いただけではわからない箇所も見直すことで疑問点も解消できて安心して学習を進めることができます。
また、大原はWebフォローが付いているので自宅でも講義映像を見ることができるので便利です。
実際の講義も具体例をもとにわかりやすく話してくれるのでとても理解しやすかったと思います!
学習ペースについて丁寧にアドバイスをしていただき、初学でしたがペース配分に悩まず安心して学習することができました。
また、試験直前期まで励ましていただき精神的にも支えていただきました。
資格の大原のテキスト
商業簿記・会計学
oohara-shobo1工業簿記・原価計算
oohara-kobo1資格の大原のポイント
資格の大原は実際に受けてみた感想と、口コミ情報をまとめて書いた記事があるのでぜひ読んでみてください!!
資格の大原の資料請求はこちら
4位:TAC
受講料 | 165,000円~(1級本科生) 126,000円~(1級アドバンス合格本科生) |
受講期間 | 次回試験まで |
受講形態 | Web通信 DVD 教室通学 |
カリキュラム | 1級本科生・・・95回 1級アドバンス合格本科生・・・51回 |
教材 | 商会テキスト(合格テキスト):3冊 商会問題集(合格トレーニング):3冊 商会テキスト解答用紙:3冊 工原テキスト(合格テキスト):3冊 工原問題集(合格トレーニング):3冊 工原テキスト解答用紙:3冊 工原原価計算基準レジュメ 商会上級演習 :6回 工原上級演習 :6回 的中答練(添削課題) :全10回 全国公開模試 :1回 ガンバルメッセージ(お電話) 質問電話・質問カード 受講ガイド |
サポート・特典 | 再受講割引 |
TACの概要
TACは受講形態が非常に多く、教室講座、ビデオブース、Web講座、DVD、資料通信等多岐に渡るので、ご自身の環境に合わせて選ぶことが可能です。
2級を取得してから時間が空いてしまっている方に向けて2級の復習講座を盛り込んだコースもあるので、不安な方はそちらのコースも手段としてアリです。
何より講義のクオリティが高くテキストも網羅性が高いので時間をかけてでも徹底的に学習したい方にはおすすめです。
TACのレビュー・口コミ
職場の近くにある校舎に通いました。 DVD視聴室、自習室とも電卓使用、理論専用とに分かれており気兼ねなく利用できました。
また、通っている校舎以外の自習室も無料で利用でき、立地も駅前が多いなどありがたかったです。教材は市販のものも使用されていたので、独学でも学習できるように図解、色使いも分かりやすく復習しやすかったです。
時間内での補助教材でのトレーニング解説も解りやすく、常に前向きに学習を継続できました。 現在はわかりませんが、DVD視聴の振替期間も無理なくスケジュールが組まれており、2回までならもう一度視聴できたりと満足でした。
悪かった点はほとんどありませんが、あえて言うならば、自習室で机を占領する人が何人かいて諦めて帰ったことがあるくらいです。 それは他のスクールにもあることなので気にしません。
一年間独学で1級にチャレンジしましたが、結果は不合格でした。そこで確実に合格したいと思い、TAC(タック)に入学しました。
TAC(タック)では2級合格後から始める方向けと、受験経験のある方向けのコースが分かれており、私は受験経験者向けコースを受講しました。授業を受け損なっても後日録画された授業を好きなタイミングで受けることができて、仕事しながらでしたのでとても利用しやすかったです。テキストも分かりやすく基本が押さえられていて、講師陣の授業も丁寧で分かりやすかったのですが、何より、演習や的中答練などの問題演習が特に優れていると思います。
授業を受けただけではほぼ解けない問題が出されたりして凹むのですが、めげずにそれらを理解できるように復習していくといつの間にか全体の理解力がupしていくのを、身をもって感じました。
予想問題もかなり的確で、本試験でかなり近いものが出題されて驚きました。独学でなかなか合格しない方にはぜひTAC(タック)の答練を受けてみることをおすすめします。
簿記資格の大手ということだけあって、テキストは論点ごとにとても分かりやすく整理されています。私は2級までは独学で勉強していましたが、1級講座であっても3級、2級のおさらいもしてくれるためかゆい所に手が届く親切なカリキュラム設定であったと思います。
ただ、3級・2級より格段に難しく、授業について行けないときも出てきました。そんな時は、講師に質問をしたり自分で勉強時間を多めにとったり、とにかく受験期間は必死でした。
受講料金は決して安くはありませんでしたが、他の大手の簿記スクール等と比較してもそこまで「高すぎる」設定ではなかったと記憶しています。
立地も横浜駅から近く、スカイビルの高層階にあり、こういう暗くなりがちなスクールの中ではありますが、教室の雰囲気は良好であるように感じました。難点を上げるとすれば、当然ながら会計士試験、税理士試験講座等、他の講座の講義も並行して行われているため、空き教室が少なく、自習スペースを確保するのは少し大変でした。
ただ、受講者数も多いこともよい刺激になり、とても良い環境で勉強ができ、結果合格もできましたのでよいスクールだったと思います。
TACのテキスト・動画
動画
text
tac-boki1TACのポイント
TACの資料請求はこちら
5位:LEC東京リーガルマインド
受講料 | 11万5千円~(パーフェクトパック) 4万5千円~(直前対策パック) 4千円~(公開模擬試験) |
受講期間 | 次々回試験まで |
受講形態 | 通信 通学 ダウンロード形式 |
カリキュラム | ベーシック講義(商業33回+工業33回) アドバンス講義(商業22回+工業18回) |
教材 | オリジナルテキスト スマホ動画DL 音声DL |
サポート・特典 | 早期申込キャンペーン有 お試しWeb受講で5,000円割引 |
LEC東京リーガルマインドの概要
東京リーガルマインド(通称レック)は難関資格を多く取り扱いながらも合格率が非常に高いことから評判がよく、Webやスマホで動画を見られる形式だったり試験日直前の対策模試を特別開講しています。
動画が全てDL形式のため、受講日を気にする必要もなく携帯の電池が持つ限りどこでも学習できる点が非常に強みです。
受講形式としてはベーシック講義とアドバンス講義に分かれており、前者が初めて簿記1級にチャレンジする方、後者が勉強経験がある方に向けた講義になります。
講座の内容としても具体例や図を駆使しているため暗記に頼らず根本的な理解ができるため更に上位の資格につながりやすいといったメリットがあります。
おためしWeb受講でWeb受講とスマホDL両方を観ることができ色々選べた上に5,000円割引がつくので利用しない手はないですね!
LEC東京リーガルマインドのレビュー・口コミ
自分が簿記を志したのは、大学1年の時に簿記の授業を受けた時に「自分に向いているな」と思ったからです。また学生のうちに何か一つ没頭できるものを見つけたかったというのも理由の一つです。そして、1級は現在目指している公認会計士になるためのステップアップとして受検を決意しました。
LECを選んだ理由は、周りにLECに通っている人がいて、自分も行ってみようかなと思ったことがきっかけでした。3級、2級とLECで勉強し、問題集が充実しており、理解を念頭に置いている点が自分に合っていたと思い、1級もLECに決めました。講義はどんな分野に関しても具体例や図を用いて説明してくれるのでとてもわかりやすかったです。ほぼ全く暗記することなく理解することができました。また、授業中に退屈しないように例題を受講生に解かせるといった工夫もなされていたので、メリハリをつけて授業に取り組めました。問題の解き方についても、LECのテキストを信じて解いていけば良いと思いました。
自分の場合、他社の問題集を解いたとき、解説・解法がLECのテキストと異なっていたのでわかりにくいと感じたからです。実際LECの図やタイムテーブルを用いた解法の方がわかりやすかったように思います。さらに、講義中は先生が「答練は間違った問題を復習するためのもの」と言っていたので、答練や公開模試、過去問だけを見直せる「間違いノート」を作り、見たいものを見たいときに見られるようにしました。試験前などに確認をするのに適していると思うのでこれはおすすめです。他に、スケジュール表なども作りました。「1日あたり~時間」というものではなく、「○月×日~曜日:~を勉強する」というものです。
時間で区切った場合、時計ばかり気になってしまっていたので、1日でできる勉強量をノルマにしてスケジュール調整しました。その結果、集中力が増しました。また、場所についても完全に勉強のみを行う環境である自習室がおすすめです。自宅だと集中力が散漫しがちになるものです。ただ、そのことに気づいたのは、ほぼ試験直前期でした…。
結果として、試験前に「やるだけのことはやった。」という気持ちで本番を迎えることができたので、合格できたと感じています。今は、公認会計士を目指して頑張っています。
LEC東京リーガルマインドの動画
LEC東京リーガルマインドのポイント
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日商簿記1級イチオシの通信講座は?
いくつかの通信講座を紹介させていただきましたがその中でも判断がつかない・・・という方には特に筆者がおすすめできる講座をご紹介しようと思います。
クレアールがおすすめ
筆者が強くおすすめするのは資格★合格クレアールの講座です。
何といってもイチオシなのはその安さで、キャンペーンを毎月やっており上記の表示価格より2万円程安いので実質8万円程で受けられるのが魅力的。
さらに合格率が低く数回受験が前提となる簿記1級において1年間の受講延長があるので、例えば2020年11月検定目標であれば翌年の2021年11月まで、計3回受験のチャンスが巡ってくるわけですね。こう聞くとかなり安心できませんか!?
さらにさらになんと、分からないところは講師に聞くことができるのはどの通信講座でも同じだと思いますがクレアールに関していえば電話・スカイプ・メール等好きな手段で問い合わせ可能で回数も無制限、バックアップ体制が凄まじくやる気さえあればほぼほぼ合格できると言っても過言ではありません!
各コースについて
上記の表では色んなコースがありましたが、それぞれの違いについて触れておきます。
1級講義パック
スタンダードな講義パックで、2級取得者を対象としています。大半の方がこちらを受けるのではないでしょうか。
1級ストレートフルパック
スタンダードな講義に加え、マスター答練が16回多くよりアウトプットに適したコースとなっています。
簿記は演習量に比例して点数も上がるため、多少時間とお金はかかっても良いからアウトプットを重ねたい方はコチラが良いでしょう。
1級・2級マスター
簿記3級を取得した方に対して2級と1級をまとめて取ってしまおうという欲張りなパックです。
講義回数は80回ほど増えますが2級を取得してすぐに1級に移るため記憶の抜けが無くスピーディに取得できるコースです。
簿記検定マスター
全くの簿記未経験者向けのコースで3級から1級まで順次取得していくコースです。
筆者としては簿記3級を取得していない段階で1級まで受けるのは向き不向きも明確で無いためあまりおすすめしません。
1級解答力完成パック
1級の学習が一通り終わっている方や独学の方向けのパックで、計20回の答練がまとまっています。
ぶっちゃけこちらを受講するくらいなら過去問をしっかり固めたほうが・・・
独学に拘るなら独学道場もアリ!
講義はあまり好きじゃない、お金をかけたくないから独学で挑みたいという方にはTACの独学道場もありです。
こちらは自分のペースでできると言った独学のメリットを最大限活かしつつ、独学では難しいところをピンポイントで学習できると言った大変効率の良い学習方法を実現できます。
もちろん価格も控えめで、元々コスパの良いクレアールよりさらに安いので、受講メインで挑むか独学で挑むかでこの二択を選べば間違いないと思います。
簿記1級対策として通信講座を活用することのメリット・デメリット
通信講座やスクールを利用するとさまざまなメリットを受けることができます。
また、それに伴ったデメリットも生じるのでそれらを天秤にかけてみましょう。
メリット
まずはメリットから触れていきます。
モチベーションの維持に繋がる
日商簿記1級は範囲が広く、参考書だけでも商業簿記、工業簿記それぞれ3~4冊にわたるため見ているだけで終わりが見えず気が滅入ってしまいます。
その点講座を受けるとしっかりとスケジュールが管理されており、決められたカリキュラムにしたがって勉強を進めていけば気づかぬうちに学習も進んでいくので、中々モチベーションが上がらない人、スケジュールを組むのが苦手な人には嬉しいです。
特に難しい論点に触れた時はテキストとにらめっこしているだけでは時間だけが過ぎて行き心が折れやすくなってしまいます。
一方で通信講座やスクールにより講師の方が動画で分かりやすく説明してくれたりこちらから質問して答えてくれたりするだけでも大幅な時間の短縮にもなり、モチベーションの意味でも大きくプラスに働きますね!
効率よく学習が可能
通信講座やスクールの講師は今まで相当な数の合格者を出してきたプロです。
過去問にも当然全て目を通しており、毎年どのような傾向の問題が出されているか、どういった聞かれ方をするのか把握しており、そこから得られるヒントを教えてくれるため効率よく学習していくことが可能です。
特に多くの受験者がつまづくポイントや、頻出問題を把握しているのは大きいですよ!
疑問や曖昧な理解を残さずに済む
簿記1級は問題も複雑で、同じ資料が与えられてもどの方法を使って解けと言った指示により解法や答えが違うこともザラです。
その辺の理解が曖昧だと本番で足元を救われかねないので、そう言った中途半端な学習になるリスクを抑えられるのも大きなメリットです。
こう聞かれたらこの計算方法で解くべき!といったことも教わることができ、独自でこう解けば良いや!といった間違った解釈もせずに済みます。
デメリット
次にデメリットです。
費用が掛かる
日商簿記1級は何より受講料が高く、6桁を突破するような講座ばかりです。
これは受験範囲が広く、講座の回数も多いため仕方ないことではありますが、大きな出費になることは間違いないのでそれなりの覚悟が必要です。
落ちた場合再受講しないといけない
講座の中には試験日までしか受講できなかったりサポートしてもらえなかったりと言ったものが多く、万が一仕事に落ちてしまった場合再受講しなければならず更に費用がかかってしまうこともあります。
ただでさえ高い講座を再受講するのはかなり家計を圧迫してしまいますね。
中には再受講で割引が効く講座や長めに受講期間を設定できる講座もあるので、どうしても不安がない場合はそちらも視野に入れてみましょう!
通信講座選びで後悔しないためのポイント
次に講座選びのポイントを紹介します。講座はかなりありそれぞれ特色がありますが中でもコレだけは気をつけて!と言った点にフォーカスして紹介していきます。
再受験の可能性も考える
簿記1級は合格率が10%前後で、例えばあるスクールが合格率全国平均2.5倍!などと謳っていても合格率は高々25%で過半数が落ちる試験です。
つまり本気で臨んでも1発合格は難しく、再受験しなければいけない可能性が高いです。
そのため、1年スパンで長めに受講できるものや、再受講制度が整っているものを選ぶと良いでしょう。
筆者の場合はあえて長めの合格目標を設定されているコースを選び、その間に挟まれている試験も受験すると言った戦略をとりました。(例えば3月の段階で11月合格目標コースを受講し、6月も受験すると言った手筈)
自分に合った講座を見つける
簿記1級を扱う講座は多数ありますが、人によって合う合わないがあります。
ガッツリ時間をとることができる学生であればスクールに通うといった形態も取れますが、ほとんど仕事で移動時間しかまともに勉強できない社会人だと通信講座に絞られると言った具合だったり、独学をメインで進めて補足だけ動画で行う形式や講座がメインでそれを補足する形で資料があるような講座もあります。
どのコースも決して安くなく、自分に合えば当然合格率は上がりますし合わないコースであれば合格には近づけません。
これでもかと言う具合に徹底的にリサーチをかけた上で講座を選ぶようにしましょう。
資料請求は忘れずに
講座を選ぶ際には絶対に資料請求を忘れないでください。
回によって講座の情報は変わりますし、ネット上に転がっているどの情報よりも各講座が出す資料の情報は網羅的で正しいです。
当サイトでも各講座を紹介した上でそれぞれの資料請求先のリンクを記載するので、気になる講座があれば請求してみてください。
請求に関しては全て無料で、お得な割引などのキャンペーン情報も載っているので利用しない手はありません。
受講上の注意
最後に受講をする上でいくつか注意をしてしめにしようと思います。
受講しても油断大敵
諄いようですが簿記1級は難関資格で落ちるのが当たり前の資格です。
受講することで周りより有利になることは事実ですがそこで慢心すると必ず失敗します。
最後まで気を抜かず、油断せずに走り抜けてください。
最後まで諦めない
簿記1級のボリュームはすさまじく、TACの参考書の場合、工業商業それぞれ4冊ずつ、計8冊となかなかに気が滅入ってきます。
筆者の周りでも簿記2級まで受かってその勢いで1級も受ける!と意気込んでいた友達や先輩がいましたが、大抵は受験する前に諦めてしまっていました。
広い範囲で確かに大変ですが、最後まで頑張れば必ず報われる試験だと筆者は感じているので最後まで参考書は読んで講義も受講してみてください。
簿記1級はかなりメリットが大きく大手企業でも通用する資格です。合格した後の輝かしい未来のためにも粘りましょう!
一人で解決しようとしない
勉強は孤独な作業ですが一緒に競い合える人がいるのと居ないのでは結果も変わってきます。
「あいつ頑張ってるな・・・」とプレッシャーを与えられると嫌でも机に向かってしまうもので、互いに競い合い、時には教え合うことで切磋琢磨していくことが可能となります。
当サイトでは掲示板を設置しており、簡単に資格を勉強している方を探せたり、質問し合ったりできる環境にしているのでよろしければ利用してみてください。
日商簿記1級の通信講座・スクールまとめ
今回は簿記1級を取り扱うスクールを紹介し、その中でもおすすめできるコースを掘り下げて良さをお伝えしたつもりです。
簿記1級を持っている方の価値は非常に高く、どの企業からもオファーを貰えることは間違いなく、加えて独立できる士業にもつながりメリットが大きいので何としても合格を勝ち取ってください!
福井県産。北海道に行ったり新潟に行ったりと、雪国を旅してます。
経理4年/インフラエンジニア7年(内4年は兼務)/ライター5年(副業)
簿記2級/FP2級/応用情報技術者/情報処理安全確保支援士/中小企業診断修得者 など
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