中小企業診断士とはどんな資格?試験日や難易度、勉強時間や合格率など

2019年4月6日

スポンサーリンク




中小企業診断士は主に中小企業に向けて経営戦略やシステム戦略、会計等様々な面から診断し、支援・アドバイスを行うと言った仕事内容になっています。

サイト内リンク

個別記事

参考書や勉強法などの情報を個別に書いている記事へのリンクです。


勉強方法

スクール

テキスト

求人情報

掲示板・SNS

過去問題や参考書等試験について分からないところがあれば下記の掲示板やSNSで共有しましょう。


掲示板

SNS
スポンサーリンク

中小企業診断士の難易度

中小企業診断士の難易度についてまとめていきます。

難易度について

中小企業診断士は学ぶ範囲が広く、それも会計や情報、経営と言った幅広い知識を必要とするため難易度が高く、また1次と2次に分かれており、どちらも合格率20%前後の関門となっておりストレートで合格できるのは毎年5%程と言われています。

ただし午前1に関しては科目合格が認められており、2次についても1次合格から2年間は1次を受けずに挑戦できるため継続して学習出来れば合格できる資格と言えるでしょう。

合格点

中小企業診断士の合格基準は少し複雑です。

1次試験の科目としてはまず経済学・経済政策(A)、財務・会計(B)、企業経営理論(C)、運営管理(D)、経営法務(E)、経営情報システム(F)、中小企業経営・中小企業政策(G)の7科目があります。(以降A~Gで表記します。)

その中で免除がある場合はそれを除き、ない場合は7科目を全て受けるか一部だけ受けるかを選ぶことになります。

ここで全ての科目を受けた場合、まず総点数を見て点数が60%以上あるかないか(かつ、1科目でも40点以下がないかどうか)を判断します。要件を満たしていれば1次試験合格となりますが、一部の科目だけを受験した場合や総点数が60%を越えなかった場合、1科目でも40点を下回った場合は科目合格となります。

例えば1年目が以下のような点数だったとしましょう。

1年目 A B C D E F G 総点数
点数 未受験 20/100 未受験 75/100 60/100 免除 未受験 155/300
判定 不合格 科目合格 科目合格 2科目合格

この時各科目で60点を基準にするので、Bは不合格となりDとEは基準を達しているので科目合格となります。

次の年にはAとBとCとGの4科目400点満点で試験に臨めば良い事になります。

2年目 A B C D E F G 総点数
点数 70/100 50/100 65/100 科目合格 科目合格 免除 85/100 270/400
判定 科目合格 不合格 科目合格 科目合格 1次試験合格

2年目が上記のようなスコアだった場合、Bは60点に届いていませんが、全体が6割越えで1科目も40点未満のため1次試験合格となります。

しかしこれが以下のような場合は結果が変わってきます。

2年目 A B C D E F G 総点数
点数 70/100 未受験 65/100 科目合格 科目合格 免除 85/100 220/300
判定 科目合格 科目合格 科目合格 3科目合格
3年目 A B C D E F G 総点数
点数 科目合格 50/100 科目合格 科目合格 科目合格 免除 科目合格 50/100
判定 不合格 不合格

2年目と3年目に分けて取った場合、2年目はすべて科目合格となりますが、3年目のBについては全体(100点中の)60%を達成できていないため不合格となってしまいます。

科目合格自体は合格年から3年間有効ですが、その制度を利用することでいつまでたっても苦手な科目が残ってしまい合格できないという状況に陥ってしまうこともあります。

そうならないためにも苦手な科目は40点を下回らない様に頑張り、得意科目と同時に受けて平均60を超えるような戦略をとることをおすすめします。

平均合格率

先述の通り、1次も2次も20%前後の合格率で推移しています。

年度 1次試験 2次試験
29 21.7% 19.4%
28 17.7% 19.2%
27 26% 19.1%
26 23.2% 24.4%
25 21.7% 18.6%
24 23.5% (以下データなし)
23 16.4%
22 15.9%
21 24.1%

勉強時間

勉強時間はだいたい1,000時間とされており、他の資格に比べてもかなりの時間を要することが分かります。

しかし実際に受けてみるとわかりますが、簿記や情報処理技術者試験を持っている場合、範囲が被っており、しかも財務・会計は中小企業診断士の中でもかなりのウエイトを占めています。

簿記2級程あれば大体勉強時間を2~300時間は削れてしまい、加えて応用情報以上の資格があれば1科目免除も狙えるため難易度はぐっと下がります。

もちろん、大学で経済・経営を専攻している(していた)方も学習時間が大幅にカットになることは間違いないでしょう。

中小企業診断士の日程

中小企業診断士の試験の日程についてまとめて行きます。

申込日

中小企業診断士の申込開始日は1次が大体5月頃です。

詳しくは公式サイトで情報を得られるため、余裕のあるうちにチェックしておくと良いでしょう。

2次は8月下旬ころから9月中旬まで受け付けています。

試験日

試験日は1次が8月の第一土曜日・日曜日で、2次が10月の第3日曜日になります。

合格発表日

合格発表は1次試験が9月上旬、2次試験が12月上旬です。

その他の情報

その他の試験の情報をまとめておきます。

試験形式

試験は以下の通りです。

1次試験

日程 試験時間 配点 科目
1日目 60分(10:00 ~ 11:00) 100 経済学・経済政策
60分(11:30 ~ 12:30) 100 財務・会計
90分(13:30 ~ 15:00) 100 企業経営理論
90分(15:30 ~ 17:00) 100 運営管理
2日目 60分(10:00 ~ 11:00) 100 経営法務
60分(11:30 ~ 12:30) 100 経営情報システム
90分(13:30 ~ 15:00) 100 中小企業経営・中小企業政策

2次試験

日程 試験時間 配点 科目
1日目 80分(10:00 ~ 11:20) 100 中小企業の診断及び助言に関する実務の事例Ⅰ
80分(11:40 ~ 13:00) 100 中小企業の診断及び助言に関する実務の事例Ⅱ
80分(14:00 ~ 15:20) 100 中小企業の診断及び助言に関する実務の事例Ⅲ
80分(15:40 ~ 17:00) 100 中小企業の診断及び助言に関する実務の事例Ⅳ

また、2次試験には口頭試問がありますが合格率は毎回95%以上です。よっぽどおかしな回答をしない限り合格するのでここでは割愛します。

受験料

受験料は1次が13,000円、2次が17,200円となっています。1次に関しては科目受験でも変わらないため、受けるなら一度に受けたほうがお財布には優しいです。

主催者サイト

中小企業診断士の主催者サイトは以下になります。

主催日や申し込み方法など詳しい情報も上記サイトにあるので確認しておきましょう。

資格取得後は

中小企業診断士の試験を取得できた後、どの様な活躍が出来るかをまとめて行きます。

独立開業

中小企業診断士は数少ない経営に関する国家資格であり中小企業を対象にした経営コンサルティングを行うことができます

あくまで名称独占業務資格ではありますが、その知名度からも需要は高く、また、日本企業の99%は中小企業の為働けるフィールドは非常に広いと言えます。

何より大切なのは資格を取って終わりではなく、その後顧客を見つけるところにあります。そういった意味では資格の取得がスタートラインであり、そこからどうやって知名度を上げていくか、お客さんを見つけるか、そういった戦略性も問われてくる資格になります。

コンサルティング会社に転職

独立開業だけがすべてではなく、コンサルティングに勤務して働くと言った手段もあります。

他にもビジネス関連の企業に属してセミナーを開いて講師を務めるような方もいらっしゃり、多様性のある働き方が出来ると言えるでしょう。

他の士業との交流

士業では他にも税理士や行政書士、弁護士等多くの士業が存在しています。

そして士業の方限定の交流会というのもあり、そういった場に積極的に参加して情報交換をすることで仕事の幅がより一層広まるのではないでしょうか。

また、自分自身が他の資格を取得してそちらをメインに働き、その過程で中小企業診断士の業務で学んだ経営戦略を盛り込んでいくと言った使い方をすることも可能です。

まとめ

今回は中小企業診断士に関する情報をまとめました。

この記事で中小企業診断士に興味を持った方は是非、受験してみましょう。

また、勉強途中で分からないことなどがありましたら、掲示板を通して質問してみてください。

スポンサーリンク