簿記とダブルライセンスを狙うなら?次のステップとして狙うべき資格をご紹介!

簿記を取得した後でさらに向上心を持つ方は次のステップとしてダブルライセンスを狙って別の資格にチャレンジしようとする方もいらっしゃるかもしれません。

ただ、以前書いたように、簿記に関連のない資格だったり役に立たない資格だったりを手当たり次第取得するのは効率が悪く、あまりオススメできません。

そこで今回は筆者が直々に取ったり挑戦したりした資格の中で、簿記と相性が良いと感じた資格や相乗効果が高く、取っておくと有利に働く!と断言できる資格をピックアップして紹介していこうと思っています。

未だ簿記を取得しておらず、今後取得予定の方も逆の視点に立って現在持っている資格と簿記に関連性を見出して簿記に興味を持っていただけたらなと思います。

また、ダブルライセンスを狙う上での注意点やメリットデメリットなども紹介していくのでそちらの方も注意を払ってみていただければと思います。

ダブルライセンスを狙うにあたって

複数の資格を持つという事は武器を2個以上得ることを意味します。複数の武器を得ることで柔軟な対応が可能になり仕事の幅も増えることは間違いありませんが、一方でデメリットもいくつかあります。

改めてどのようなメリットと注意点があるかをまとめておきましょう。

メリット

最初にメリットの方から見て行きます。

転職に有利

ダブルライセンスが可能となればまず言えることは転職に有利という事です。

以下の画像はかの有名なスクール、ユーキャンが独自に採用担当者に資格を採用活動時に重視するかどうか調査したものです。

グラフを見て分かる通り、質問をした採用担当者のうち75%が資格を重視したことがあると答えています

このことからそもそも資格を取ること自体が転職に有利になることが分かります。

ラク
ラク
75%って・・・かなり多いじゃねーか!!

次に各資格それぞれが就職時にどれくらい重要視されているかの統計も同時に取られていたので、その結果も載せます。

 

出典:https://www.u-can.co.jp/company/news/1199216_3482.html

簿記だけだと26%程にとどまりますが、上位のFPを取るなどすればさらに重宝される確率が上がり転職市場価値の上昇も狙えますね!

カズ
カズ
簿記の26%だけでも十分凄い!

相乗効果を狙える

ダブルライセンスは資格を取る際も仕事で働く際も相乗効果を狙えます。

取る際においては簿記の知識は範囲が広いので他の試験と被ることも多く、一度簿記でインプットした知識が流用できるので学習時間をぐっと減らすことが出来ます。

キュー
キュー
例えば原価係数は簿記でもFPでも出るし、財務諸表を読ませる問題は簿記以外に情報処理技術者試験でも出題されるで

また、仕事であれば、例えばFPに限って言えば、簿記では会社側としてお金をどう扱うかという見方をしますが、FPでは個人側に立ってのお金の扱いを見ることが出来、双方の知識を得ることでより広い視野で物事をとらえることが可能となります。

注意点

メリットの多いダブルライセンスですが、注意点もあります。

資格を取ることをゴールにしない

一番陥りやすいのが、複数の資格を取るうちに取得すること自体にはまってしまい資格マニアになってしまう事です(まさに筆者の様に・・・)

資格をいくらとってもしっかりと関連性を持たせて活かさなければ持ち腐れになってしまうので、その点も注意しましょう。

どういった流れで器用貧乏に陥るのかといった事もいかにまとめているので興味があれば併せて読んでみて下さい。

相性の良い組み合わせで取得しよう

筆者が勤めていた企業は化学会社だったこともあり、簿記とは別に危険物取扱者の資格も取得するに至りました。

化学業界だからこそ危険物と簿記の組み合わせは許されるかもしれませんが、大抵の業界でこの両方の資格を活かすのは支局困難と言えるのではないでしょうか。

理由として簿記の危険物に共通する知識は何一つありません。多少でもかすることがあればそこから付加価値を付けて相乗効果を発揮していくことが可能ですが、ベクトルが違いすぎれば相乗効果は生まれません

ダブルライセンスは相乗効果があってこそ強みを発揮するので、お互いの資格に共通項目がなければただの産業廃棄物となってしまい無駄な時間を費やすことになります。

お金(特に会社の)に関することを扱う事を木の幹と見立て、そこからどのように枝を伸ばしていけるかを考えた方が理にかなっているとは思えませんか?

具体的な成功例をあげてみましょう。

筆者の知り合いの話なのですが、彼女は医療事務の仕事についており、元々メディカルクラークの資格は持っていました。ただ、医療事務では毎月決まった時期にレセプトと呼ばれる保険に関する業務を行うことがあり当然会計にも触れることがあります。

ただ会計自体分からなくて業務も作業書に従って悶々とこなしていたそうなのですが、そこで会計の根本を知りたい、と簿記の勉強を始めて無事合格を果たしました。

その後簿記の知識を備えて仕事の質も向上し、上司からの評価も上がった故に病院の経理課の方に移らせてもらえたそうです。

元々経理課にはあまり興味がなかったそうですが、結果として元々の仕事よりも数十倍楽しめているとのことでより良い人生になったと述べていました。

このように、ある程度間接的にでも関わりある資格を取得してリンクしていくようにしましょう。

カズ
カズ
簿記と関連ある資格って多いようで意外と少なかったりするからちゃんと見極めないとね!
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簿記と相性の良いオススメの資格

では早速、簿記と相性の良いオススメの資格を紹介していきます。

因みに各資格の難易度の数値は資格の取り方ランキングのデータを拝借しています。人によっても上下するところなので、あくまで一つの指標としてとらえておいてください。

FP

業界 金融、保険
職種 営業、コンサルタント
転職 ★★★★☆
独立 ★★★☆☆
難易度 48(2級)

FPってどんな資格?

そもそもファイナンシャルプランナーはどんな資格なのでしょうか。

具体的には個人の資産(保険や年金、投資に相続)問題を扱う専門家で、コンサルタントとして働くことも可能です。

冒頭で示したグラフにもある通り簿記よりもさらに企業からの人気が高くお金に対するプロフェッショナルとして扱われます。難易度や合格率は級によっても異なりますが、FP3級は結構簡単で大半の方が合格できる反面そこまで評価は高くありません。

一方でFP2級難易度も上がり合格率は下がるので企業からの評価も一気にグッと上がります。

結果として企業から人気がある資格を2つ取得できるので転職市場で注目されることは必然であり、選べる企業の選択肢が大きく増えることは言うまでもありません。

特に経理職を含む事務職にせよ、FPが強いと言われている金融業界や不動産業界のいずれにしても専門的な知識が求められ、行きたいと望んでもなかなか就きづらく人気も高い仕事が多いので専門職を目指す場合はなおさら有利です。

実際簿記FPそれぞれの求人情報を調べたこともありますが、中には両方の資格を条件に記載している欲張りな求人もあったのでそれだけ需要が高いという事ですね。

取得の際には国家試験に認定されていることもあり、しっかりと対策をしないと合格も厳しいことからもスクールの利用を検討してみても良いのではないでしょうか。

実施自体は年に3回行われておりチャンスも結構あるので精神的に楽なのも大きなポイントですね。

ただFP2級を受験する場合、簿記の様にいきなり2級を受けることは不可能で3級からステップを踏む必要がある点には注意です。

その為簿記とFP両方2級まで揃えるにはしっかりとスケジュールを組み、1年ほどかけて計画的に取得する必要があります。

FPと簿記の相乗効果

実際にFPと簿記の相乗効果はどこにあるのでしょうか。両方ともお金を扱う資格であり、企業側と個人(雇用者側)双方からお金の管理が出来るといった点が強みと先ほど述べましたが、具体的に踏み込んだ話をしようと思います。

筆者自身3年ほど経理職の経験があり、その過程で簿記の資格を取得しました。ただ経理の仕事の中に労務費計算があり社員の給与計算をしたり年末調整をしないといけない立場に立ったことがあります。

このあたりの知識はあまり簿記で習うことが少なく、どちらかというとFPで得られた知識が多く感じました。

簿記だけでは補えない経理の知識をFPの知識で補うことが出来たのは大きな強みだと思います。

また、もう一つ例を挙げると筆者はこのサイトでそれなりの収益を得ており青色申告をしているのですが、その際に複式簿記の知識が必要になります。

これはその名の通り簿記の知識ですが、具体的な収益やそこから発生する税金、節税の方法などはFPで得られる知識が必要です。

このように独立して事業をする場合にも双方の知識が要ることから、両方取得しておくことは大きな強み、というより必要条件の様に思えます。

カズ
カズ
FPは将来絶対必要な知識が学べるから単独でも取っておきたいね!

中小企業診断士

業界 全般
職種 経営、営業、コンサルタント
転職 ★★★★☆
独立 ★★★★★
難易度 67

中小企業診断士ってどんな資格?

中小企業診断士は経営学を学べる唯一の国家資格で経営コンサルタントとして独立出来るとともに、企業からの人気ランキングでも常に上位に位置する資格です。

簿記程人気は高くないように思われがちですが、理由としてはかなりの難易度を誇り希少性も高いことから就くポジションとしてもマネージャークラスの案件ばかりで厳選された職でしか求人がないことが挙げられます。

その為取得できることでキャリアアップを狙い大きく給与アップすることも夢ではありません

受験資格自体はありませんがこちらは相当な難易度の為スクールの利用を強くオススメします。

中小企業診断士の場合年に1回しか試験はありませんが、午前試験は部分合格があり1度合格した科目に関しては次年度以降受験しなくて良いといったメリットがあるので計画的に取得できます。

中小企業診断士と簿記の相乗効果

中小企業診断士と簿記の相乗効果として挙げられる点はまず、簿記からのステップアップとして中小企業診断士を狙いやすいという点が挙げられます。

中小企業診断士は複数の受験科目からなるのですが、その中でも特に難関とされている科目が財務会計です。

ただこの財務会計は簿記2級程度の知識があれば十分に突破が可能で、実質筆者も簿記2級を持っていたので午前の財務会計はほぼノー勉で突破することが可能でした。

最も難関と言われている財務会計をパスできる実力を持てる時点でかなり有利だとは思いませんか?

また、仕事上での利点として、中小企業診断士は主に幅広い知識を有する反面全体的に知識が浅く、ある分野に詳しい必要があると言われています。

そこですでに簿記の知識を持っていれば財務会計に強いことになりT字型の人間として活躍できることが分かりますね。

実際企業に対するコンサルティングをしていても最も問われる分野が財務会計になるので、大きな強みを持って活躍できることが期待できます。

ラク
ラク
経営はよくわからんけどこれだけでも会社を運用できそうだ・・・

情報処理技術者試験

業界 全般
職種 全般
転職 ★★★★★
独立 ★☆☆☆☆(支援士除く)
難易度 資格による

情報処理技術者試験ってどんな試験?

情報処理技術者試験はIPAが実施する国家資格で、簡単な資格としてITパスポートから始まり、基本情報技術者試験情報セキュリティマネジメント試験などが挙げられます。

名前だけ見るとゴリゴリのIT系で、実際確かにIT系企業で重宝される資格に間違いはありません。

ただ近年ではほとんどの企業でPCは導入されているかと思いますし、セキュリティに気を付けない企業はつぶれると断言しても良いです。

この資格自体も人気度が高く単体でも十二分に強いので取得をお勧めします。特にITパスポートクラスであれば頑張れば独学でも取得できコスパの面でも優れています。

ITパスポートは任意の日に、それ以外のレベル2~3の試験は年に2回、高度試験は支援士を除いて年1回受験することが可能です。

情報処理技術者試験と簿記の相乗効果

情報処理技術者試験と簿記の関連性も一見無いように思われますが、決してそんなことはありません。

近年多くの企業がIT化しており、経理をはじめとする事務でも大抵PCを使って作業しているかと思います。

経理でexcel等の表計算ソフトを用いることも少なくはなく、実際筆者も関数を用いて計算ツールを作って売上金額を出したこともあります。

また、会計ソフトを作成する企業も増えておりそのような会社につくためには簿記とIT両方の知識が必要となります。

その二つを効率よく学習するには両方の資格を取得するのが最も早い近道になりますね!

また、情報処理技術者試験でもストラテジという分野で財務や会計について問われることがあり、エンジニアの方々は悉く躓く一方で簿記取得者にとってみればボーナスポイントでしかないので取得しやすいというのもオススメの理由です。

モナ
モナ
基本情報技術者試験はプログラミングもあるから苦手ならその試験だけ避けるのもアリだニャ

MicrosoftOfficeSpecialist

業界 全般
職種 全般
転職 ★★★☆☆
独立 ★☆☆☆☆
難易度 37~39

MoSってどんな試験?

表計算つながりでもう一つオススメの資格がMoS(MicrosoftOfficeSpecialist)になります。

MoSはマイクロソフト社の製品であるWordやExcel、PowerPointといった各ソフトの基本的な使い方から高度なテクニックまで幅広く学習できる試験になります。

会社によっては独自の文書システムや表計算ソフトを作成している場合もあるかもしれませんが、大半の会社はマイクロソフト社のソフトを用いているのが現状で、また、マイクロソフト社のソフトの扱いに慣れて置けば独自のソフトでも応用が利かせやすいのでいずれにしても取得しておく価値は大いにあります。

筆者自身エクセルのマクロを組んだことにより、各表への入力に今まで数十分~数時間かかっていたものを数十秒に短縮することが出来、空いた時間でサボることが出来たので早いうちに覚えておいて損はありませんよ!

また、MoS自体も採用担当者に人気のある資格で単体でも十分に就職に有利に運ぶことが出来ます。

それぞれの製品に個別に試験が設けられており、スペシャリストと名前が付くため身構えてしまいがちですが、偏差値を見ていただければわかる通りスペシャリストの場合37~39にとどまるため非常に取得しやすい試験になります。

合格率に関してもスペシャリストは80~90%、さらに上位のエキスパートでも60~70%と多くの方が合格されており敷居も低いのでチャレンジしてみる価値は大いにありますね!

受験日は任意に決めることが出来て、万が一落ちてしまっても24時間待てば(2回落ちた場合は次回48時間待ち)再受験できるので試行回数を稼げる点も嬉しいです。

ラク
ラク
短時間で再チャレンジできるのは嬉しいけどその分費用は掛かるからどうせなら1発で受かりたいな~

MoSと簿記の相乗効果

簿記が活躍する場面は仕事のページでもふれていますが、事務職だったり管理職だったりといった主に経営にかかわり上層部に報告を任される仕事であることが多いです。

そんな中でワードもろくに使えなければ正しい書式で文書を書くことが出来ず上層部に意見が伝わりませんし、下手したら信用を失いかねません。

管理職という立場につく以上、しっかりと報告するスキルが求められ、そのベースとなるのがWord等の文書システムをしっかり使いこなすことにあるので真っ先に会得しておきたいですね。

また、経理に限定して言えば経理は良く計算をする仕事であり細かい数字を電卓で早く正確に打つことが求められ、二重チェックをしないといけないこともあります。そのような状況下でエクセルの計算が出来ればより整合性を確認しながら仕事を進めることが可能となりますね。

MoSにはソフト毎に個別に資格が設けられているとありましたが、中でも簿記と相性が良い・そこまで良くないといった違いもあるので触れておこうと思います。

1位:EXCEL

エクセルでは主に表計算を行い、データを記入したり出力したり、また条件に沿って並び替えたりマクロを組んで自動で演算処理を行うことをします。

多くの職場で使用されることが多く、目的も様々ですが計算処理をする分においては無ければ効率がガクっと落ちてしまうようなスキルです。

エクセルと一口に言っても人によってスキルの差も歴然で、同じ処理を行うマクロを組むとしてもスキルが高ければ直ぐに組めますし、全然分からない状態だと数時間~数日間かかってしまうこともザラです。

特に経理や管理職といった報告義務のある職場ではスピードも正確性も求められるので需要の高いソフトウェア兼スキルだと言えますね。

試験では表計算をメインとして出題され、MoSの中でも結構難易度は高い方だと思います。

更に上位のエキスパートにおいてはデータの分析能力を深く問われ、高度なテクニックを問われます。

具体的にはピボットテーブルと呼ばれるデータをクロス集計する過程や近似曲線、複合グラフの描写、条件付き書式など情報系に詳しい方でもぱっと答えられないような高難易度な問題が含まれており一筋縄ではいかなくなっています。

その分使いこなせると作業を大幅カットすることが出来仕事の速度も上がるので、職場からの評価が爆上げになることは言うまでもありませんね。

カズ
カズ
周りが数時間かけてやってる作業を数十秒で終わらせられたら・・・カッコいいよね?
2位:Word

エクセルに次いで重要なソフトはWordになります。ビジネス文書を作成する場合このソフトを使っている会社が大半で、文字のサイズや書式、形式や装飾などを扱えなければ取引相手とスムーズに取引することもままなりません。

Wordでもマクロの作成はありますが、基本的な操作が出来れば合格できないことはまずないでしょう。

エキスパートでは高度な機能を使用した文書のデザインだったり要素の作成、文書のオプションと設定の管理やマクロ作成などこれまた難しい内容が出題されます。

Wordで実現できるのか不思議に思うようなことまで出来るので楽しいのですが、実用性と趣味が混ざる部分もあるのでそこまで無理して取るようなものではないと感じました。

3位:Outlook

Outlookの主な機能としてはメールが思い浮かぶかもしれません。もちろん、メールのマナーについて正しく理解するのはビジネスを行う上で重要ですが、それ以外にもOutlookで出来ることが可能で、それは予定表の作成やタスクの管理などです。

Skypeとの連携機能もあり会議予定を決めたり部屋の予約を行うなどの管理もできるので非常に便利ですね。

試験ではメールの設定やスケジュールの管理方法について問われます。

ラク
ラク
そんなことできるのか・・・
キュー
キュー
意外と知らん奴多いよな
4位:PowePoint

主にプレゼン用に使われるソフトウェアで、スライドの表示やアニメーションの設定が出来るようになります。

多くの方の前で開発した製品や経営成績を発表するような場面ではWordを使うよりもPowerPointを使われることの方が多く、視覚的にも分かりやすく人を惹きつけやすい資料が作成できます。

試験内容としては書式の設定やスライドの追加、削除、アニメーションや画面の設定などが問われます。

カズ
カズ
経理部長が良く損益決算のプレゼン何かをPowerPointでやってるよね!
5位:Access

Accessはデータベース管理ソフトとして多くのデータを保管したり編集したりすることに用います。

企業によっては導入していないことも多く、それでいて難易度も高いためあまり重要視はされていません。

カズ
カズ
Accessは馴染みが無いかもしれないけど、それ以外のソフトは大抵使った事あるんじゃないかな?

宅地建物取引士

業界 不動産、金融
職種 営業、コンサルタント
転職 ★★★★★
独立 ★☆☆☆☆
難易度 57

宅地建物取引士とはどんな資格?

宅建士は不動産業界における有名資格で、独占業務を持った士業になります。

不動産業界では多くの法律が絡むため、その取引のたびに専門的な知識が必要とされます。

他の士業と比較して難易度が高すぎる、という事は無く、それでいて需要が高いので非常に人気のある資格です。

合格率は毎年15~17%で推移しており、こちらも単体で取得する方がいらっしゃる一方で簿記2級辺りとのダブルライセンスの方も多い印象です。

宅地建物取引士と簿記との相乗効果

宅建士の業界は主に不動産ですが、金融業に入ることもあります。

金融業では不動産を担保としてお金を貸すこともあり、もちろんそのたびに抵当権などの法律の知識は必要ですが、資産の動きやお金の動きももちろん伴います。

そうすると必要な処理はそう、仕訳ですね。

リースにしろ売却にしろ、はたまた取引ではありませんが減価償却にしろ、不動産と簿記が無関係とは決して言えません

不動産の事業所においても、法律上事業従事者の5名に1名の割合で専任の宅地建物取引士を置く義務があり、ただでさえ人手不足で人員確保が難しいなか、経理と宅建士の二役をこなせる方がいれば重宝されるのは明らかですね!

ラク
ラク
一人で二つの仕事ができるって・・・メチャクチャかっけぇ!

社会保険労務士

業界 全般
職種 事務、人事、コンサルタント
転職 ★★★★★
独立 ★★★★★
難易度 67

社会保険労務士ってどんな試験?

社会保険労務士は労働者の社会保険や労働条件に関してコンサルティングができる士業の一つで、総務事務所等で活躍できます。

労働者の給与や源泉徴収、保険を扱うスペシャリストで独立して各企業の総務部にアドバイスするような独立業も夢じゃありません。

難易度としては中小企業診断士同様非常に高く、共通範囲もさらに少ないため短期間で合格するには少々至難の業と言えますね。

合格率も毎年大体5%前後を推移しており、足切りの制度もあるため何回受講しても合格できないと嘆く方も多く見てきました。

平均学習時間としても1,000時間ほど要するとされており相当な覚悟をもって徹底的に学習しなければ合格できる資格ではないので生半可な気持ちで受験するのはやめておきましょう。

社会保険労務士と簿記との相乗効果

労働者の給与や保険について扱うという事は当然お金の知識が絡むわけで、会計や財務といった知識は必要不可欠だという事は想像にたやすいかなと思います。

実際に簿記から労務士にステップアップする方も多く、筆者が働いていた企業でもこの二つの資格両方を持っている方は単体で持っている場合よりも優遇されていました。

最初に示したランキングでも実は簿記より0.7%程採用担当者からの人気が高く、いかに企業側が欲しい資格であるかが分かります。

加えて労務士はこれまで紹介した別の士業と異なり業務独占資格(その資格を持っていないとできない仕事がある)でもあります。

具体的には以下の3つになるので、軽く押さえて置くと良いでしょう。

1号業務

1号業務では労働社会保険諸法令に基づき行政機関などに提出する申請書、届出書、報告書、審査請求書、異議申し立て書、最新調査請求書などを作成および代理提出することが出来ます。

事務の代理も本人に代わって行うことが出来るため経営者のサポートとして心強い仕事が出来ますね。

2号業務

2号業務では労働社会保険諸法令に基づいて帳簿書類を作成することにあります。

帳簿、と聞くと簿記取得者の皆さんならピンときますよね!賃金台帳を作成する上で簿記の知識が必要なことは言うまでもないかと思います。

3号業務

3号業務としては事業における労務管理その他の労働に関する事項及び労働社会保険諸法令に基づく社会保険に関する事項について相談に応じまたは指導することとあります。

難しい言葉の羅列で何を言っているか分かりづらいですが、要するにコンサルティングの業務になります。これ自体は社労士の独占業務ではないため誰でも行えますが、コンサルティングのベースとしては就業規則や賃金規定が入り一般の方がのこのこと立ち入れる仕事ではありません。

加えてここでも賃金計算があり簿記の知識が役に立ちますね。

カズ
カズ
あらゆるところでお金が絡んでくるね

税理士

業界 全般
職種 コンサルタント
転職 ★★☆☆☆
独立 ★★★★★
難易度 74

税理士ってどんな試験?

税理士は税務関係のスペシャリストで、存在しうるあらゆる税について取扱いコンサルティングを行うことが可能とされる資格です。

税理士の資格の中には簿記論と財務所論と呼ばれる科目が含まれており、こちらが日商簿記1級よりも難しい内容であることからダブルライセンスというよりはステップアップの意味合いが強いかもしれません(ただし工業簿記は含まれない)。

税理士自体は実はあまり求人が少なく、大半の方が税理士事務所に就職→独立の流れが多いです。

しかし就職しづらいのかと言えばそんなことは決してなく、寧ろ企業側をお客さんとして扱うことが可能で食い扶持に困ることはまずありえません。

あまり金銭的な話をすると下世話ですが、中には独立して顧客を複数付け、年収3,000万を突破しているプレイヤーも多いのだとか。そして嬉しいことに、税理士、会計士事務所の求人の中には簿記2級を取得していれば入社(入所?)可能で、全力で税理士試験突破を支援している団体も事実あります

税理士自体、難易度は偏差値74とクソ高く、各科目の合格率も10~20%と低いので難しく思われますが、中小企業診断士同様科目合格が設けられており、一度取得した科目に関しては生涯有効です。

よって計画的に取得していくことが可能でプレッシャーも少ないので、体感は実数値より低く感じられます(その分時間もかかりますが・・・w)

因みに税理士の科目は全部で11科目あり、必修は簿記論と財務諸表論の会計科目2科目、選択は所得税法・法人税法・相続税法・消費税法・酒税法・国税徴収法・住民税法・事業税・固定資産税の9科目から3科目選ぶことになります。

コツコツと続けて行けば取れない資格ではないとよく言われるので、忍耐力が高い方はチャレンジあるのみです。

税理士と簿記の相乗効果

先ほど税理士は簿記のステップアップ上に位置すると書きましたが、結構な割合で簿記2級取得後に挑戦する方も多く見られます。

理由として簿記1級まで行ってしまうと工業簿記や原価計算が入ってくるため余計な知識が必要になりタイムロスにつながるといった点から省くことが大きな理由だそうです。

税理士の範囲も広く、中には所得税や相続税といったFPとなじみ深い資格も多いので、簿記とFPと税理士といったトリプルライセンスを狙う方もいます。

税理士ももちろん士業で、業務独占資格の為税理士しかできない仕事があります。

税務署類作成

税務署に提出するための確定申告書や相続税申告書、青色申告承認申請書等、税務署に提出するための書類を個人や企業の代理として作成することが可能です。

税務代行

税務代行では上記で作成したような、税務署に提出する確定申告書や青色申告の承認、税務署の構成や不服申し立ての代理権を得られます。

例え友達や知人でも確定申告の代理はできず、個人事業主としては辛いところもあるので、筆者もちょくちょく税理士さんに頼むことがあります。近年ではフリーランスの方も増えておりその分税理士の需要が高まっているとのことで、活躍の場がさらに増えそうですね。

税務相談

所得の計算や納めるべき税金の算出、相続税や贈与税の計算など税金に関する相談について乗ることもできます。FPでも相続税などは扱うから相談に乗れるんじゃないの?と思われがちですが、FPは一般論の説明しかしてはいけないといった決まりがあります。

例え無償でもFPが具体的な税務相談に乗ってしまったら一発アウトなのであらかじめ注意しておきましょう。

FPがどこまでの業務を行ってよいかは毎回学科試験で嫌というほど問われるので、気になる方は受けてみて下さい。

キュー
キュー
道は険しいけど合格した先には輝く未来が待ってるで!

効率よく資格を取得するために

最後に、効率よく資格を取得するための方法をいくつか紹介してまとめにしようと思います。

まずは一つの資格をしっかりと取る

もしあなたが簿記かここで挙げたような相乗効果の高い資格のどちらか片方を既に所持しているのなら問題は無いのですが、どちらもまだ持っていないなら先に簿記に絞って取得しましょう。

筆者も一時期5月にFP2級を受けて6月に簿記1級を受けて8月に中小企業診断士を受けてといった無謀な行為に出たことがありますが、複数資格に一度に挑戦するとまず失敗します。

よほどの天才であれば別ですが、短期間に詰め込むのは時間的にも頭の要領的にも厳しくなってしまい試験には落ちるし受験代はかかるしで時間もお金もロスするだけです。

特に勉強の仕方が身についていない場合は自分の学習ペースを立てることもままならず、スケジューリングもできないことがほとんどです。

あまり焦らずに「逆にそんなにゆったりペースでいいの!?」というくらい余裕をもって学習を進めるようにしましょう。

ミミ
ミミ
二兎追うものは一兎も得ず・・・

割引の効く講座を受講する

資格の中には一筋縄に簡単に合格できる資格ばかりでなく、それなりに詰め込まなければ合格できないような難関なものも含まれています。

特に日商簿記2級の難易度はここ数回跳ね上がっており合格率の変動も大きくなっています。

そんな中で安心して合格するための策としてスクールを利用することが挙げられます。

スクールを利用するメリットとしては先ほど述べた勉強に慣れない方が苦手とするスケジュール管理を行ってくれることや、独学で陥りがちな分からないところを解消できない状況を質問によって打破できることにあります。

費用の面では多少かかりますが、学習時間を圧縮し合格率を高めることが出来るので時間に余裕がない方は利用することをオススメします。

どの資格を選ぶかによってオススメする講座も変わるのですが、オールラウンドでおすすめできる講座は以下の2校になるので、興味がある方は一度目を通して見て下さい。

資格の大原

60年以上の歴史を誇る資格の大原はサポート制度がかなり充実しており、スクールが増えつつある今日でもなお多くの方からの支持を得ているスクールです。

大手という事もあり多少金額は高くなっていますが、その分徹底的なサポート、質の高い講義+テキスト、安心と信頼の実績を誇っています。

また、一度大原の講座を受けると他講座を受けるときに割引が効きます。複数資格を取ってダブルライセンスを狙いたい場合は相性の良いスクールと言えますね!

扱っている資格の数もかなり多いので、興味がある方は一度無料で取り寄せられる資料を請求してみて下さい!

更に詳しい大原の口コミ記事は以下にまとめているので、興味がある方は合わせてご覧ください。

ラク
ラク
60年間事業として続いているってだけで安心できるよな!

STUDYing

近年勢いをつけてきているのがこのSTUDYingで、画像では受講者4万人でしたが最近は5万人を突破したそうです。

STUDYingの大きな強みとしてはタブレット上で学習を行う環境を揃えられる事で、別途テキストを用意する必要がないため場所を選ばずに学習を進められる点が大きな強みです。

筆者自身もお世話になっておりますが、電車の中などで時間があればスマホを取り出して2~3問解くこともできるので継続することのハードルがぐっと下がります

価格も非常に低く、コスパが良い講座という事でも人気を博しているのでこちらもオススメですよ!

こちらも別途紹介記事があるので併せてご覧下さい。

カズ
カズ
安い上にキャンペーンもよくやっているから見逃さないように!

簿記を取ったらダブルライセンスとして狙うべき資格まとめ

簿記は現在魔境と化しており、特に2級に関してはTwitterなどで炎上することも多いほどに注目されることが多くなっている資格です。

それだけ出題者側としても誰にでもホイホイと簡単に取らせようとは思っておらず、価値がある資格だといった強い意志の表れの様に感じています。

今後の流れとしても少子高齢化で労働人口が減るため経理職をはじめとする簿記の知識を持つ方の需要が減る事は少ないと考えられ、個人個人のスキルにフォーカスされる期待度は上がっていくことが考えられます。

簿記自体は年間十万人以上の方が挑戦する資格であり、合格率数%!といったような難関資格ではないため毎年合格者も数万人単位で誕生します。

単独で持っていて強いと言われる反面希少性が削がれることも十二分に懸念されることではあります。

そんな中で簿記+何か!はかなりの強みになり個性を発揮できるのではないでしょうか。

ダブルライセンスを得ることによってオリジナリティを全面的に出すことが可能となるので是非とも良い職場、良い仕事に巡り合えるように頑張ってみて下さい!

カズ
カズ
資格取るまでは大変だけど、取れた後の未来を考えると頑張れるね!
ラク
ラク
勉強は苦手だけどくいっぱぐれたくないし頑張るかな!
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