[日商簿記3級]試算表の作成

2019年10月15日

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今回は日商簿記3級試算表について学習します。

チョロ
チョロ
ミスをなくすために試算表を作らないといけないらしいでチュけど、どうやって作って行けば良いでチュ?
モナ
モナ
試算表には大きく分けて3つあるから、それらを具体的に見ていくニャ!

試算表

仕訳帳や総勘定元帳を作成していく際、取引が多く転記の回数が増えていくと必然的にミスも増えやすくなります。

そこで仕訳を確認し、転記ミスを防ぐために定期的に試算表と呼ばれるものを作成します。

会計を行う際、会社では取引ごと正確に仕訳されて総勘定元帳に記載されている必要があり、そのためには定期的に正しい仕訳が行われたかどうかを確認しなければなりません。

月末や期末などのキリが良いところで試算表と呼ばれる表を作成して正しい処理が行われているかをチェックする必要があります。

試算表には大きく分けて合計試算表、残高試算表、合計残高試算表の3つがあります。

試算表の作成

実際に試算表を作成してみましょう。

3月の取引を転記した総勘定元帳は次の通りである。

現金

日付 借方・摘要 金額 日付 貸方・摘要 金額
3/1 前月繰越 500 3/5 買掛金 200
3/10 売上 400 3/17 仕入 300
3/25 売掛金 800

資本金

日付 借方・摘要 金額 日付 貸方・摘要 金額
3/1 前月繰越 800

繰越利益剰余金

日付 借方・摘要 金額 日付 貸方・摘要 金額
3/1 前月繰越 200

売掛金

日付 借方・摘要 金額 日付 貸方・摘要 金額
3/1 前月繰越 800 3/25 現金 800
3/6 売上 600

買掛金

日付 借方・摘要 金額 日付 貸方・摘要 金額
3/5 現金 200 3/1 前月繰越 300
3/19 仕入 100 3/2 仕入 400

売上

日付 借方・摘要 金額 日付 貸方・摘要 金額
3/6 売掛金 600
3/10 売上 400

仕入

日付 借方・摘要 金額 日付 貸方・摘要 金額
3/2 買掛金 400 3/19 買掛金 100
3/17 現金 300

各試算表の作成

先ほど冒頭で触れた、3つの試算表(合計試算表、残高試算表、合計残高試算表)それぞれの特徴と作り方を見ていきます。

合計試算表

合計試算表は総勘定元帳の勘定口座ごとに借方合計と貸方合計を集計していくことになります。

今回の問題の場合で現金勘定を見てみると以下のような流れで作成することになります。

現金

日付 借方・摘要 金額 日付 貸方・摘要 金額
3/1 前月繰越 500 3/5 買掛金 200
3/10 売上 400 3/17 仕入 300
3/25 売掛金 800
金額を合計する 500+400+800→ 1,700 500

合計試算表

借方合計 勘定科目 貸方合計
1,700 現金 500

この流れで他の科目も埋めることが出来ます。

合計試算表

借方合計 勘定科目 貸方合計
1,700 現金 500
1,400 売掛金 800
300 買掛金 700
資本金 800
繰越利益剰余金 200
売上 1,000
700 仕入 100
4,100 合計 4,100

最終的に合計を求めますが、すべての勘定科目を記載したにもかかわらず合計が一致していない場合は仕訳か転記のどちらかを間違えていることになります。

残高試算表

次に残高試算表です。

残高試算表は総勘定元帳の勘定口座ごとに残高を集計していきます。

今回の場合で現金を見てみると、借方が1,700円、貸方が500円なので差を取ると残高が1,200円(1,700円-500円)という事が分かります。

現金

日付 借方・摘要 金額 日付 貸方・摘要 金額
3/1 前月繰越 500 3/5 買掛金 200
3/10 売上 400 3/17 仕入 300
3/25 売掛金 800
1,700 ←貸借の差は1,700-500=1,200→ 500

残高試算表

借方合計 勘定科目 貸方合計
1,200 現金

同様に同じ流れで完成させてみます。

残高試算表

借方合計 勘定科目 貸方合計
1,200 現金
600 売掛金
買掛金 400
資本金 800
繰越利益剰余金 200
売上 1,000
600 仕入
2,400 合計 2,400

こちらも転記ミスや計算ミスがなければ貸借は一致します。

合計残高試算表

合計残高試算表は合計試算表と残高試算表を合わせた形式になります。

合計残高試算表

借方残高 借方合計 勘定科目 貸方合計 貸方残高
1,200 1,700 現金 500
600 1,400 売掛金 800
300 買掛金 700 400
資本金 800 800
繰越利益剰余金 200 200
売上 1,000 1,000
600 700 仕入 100
2,400
残高試算表借方と一致
4,100
合計試算表借方と一致
4,100
合計試算表貸方と一致
2,400
残高試算表貸方と一致
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試算表・例題

実際に例題を解いて問題に慣れていきましょう。

問題

次の総勘定元帳(略式)の記入から、合計試算表と残高試算表を作成しなさい。

なお回答ボタンは各列の下側にある。

該当しない箇所は空白にしておくこと。

また、数字に関しては全て半角で3桁ごとにカンマ区切りを入れること。

現金

日付 金額 日付 金額
5/1 800 5/3 300
5/8 600 5/7 500
5/13 200
5/24 100

当座預金

日付 金額 日付 金額
5/1 300 5/28 200

売掛金

日付 金額 日付 金額
5/1 600 5/13 200
5/14 300

建物

日付 金額 日付 金額
5/1 700
5/28 200

買掛金

日付 金額 日付 金額
5/7 500 5/1 800
5/19 400

資本金

日付 金額 日付 金額
5/1 1,000

繰越利益剰余金

日付 金額 日付 金額
5/1 600

売上

日付 金額 日付 金額
5/8 600
5/14 300

仕入

日付 金額 日付 金額
5/3 300 5/24 100
5/19 400

合計試算表

借方合計 勘定科目 貸方合計
現金
当座預金
売掛金
建物
買掛金
資本金
繰越利益剰余金
売上
仕入

回答ボタン

残高試算表

借方残高 勘定科目 貸方残高
現金
当座預金
売掛金
建物
買掛金
資本金
繰越利益剰余金
売上
仕入

回答ボタン

解説(クリックで展開)

試算表・まとめ

今回は残高試算表について学習しました。

作る順番としては合計試算表を作り貸借をバランスさせる→それぞれの貸借を引いて残高試算表を作る→両方を記載した合計残高試算表を作るといった流れになります。貸借のバランスに細心の注意を払って問題を解いていきましょう!

キュー
キュー
ちなみに一部の勘定だけを取り出した試算表が与えられたときは貸借合計一致しないこともあるから注意が必要やで

次回は試算表の問題を掘り下げてみていきます。

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日商簿記3級

Posted by TS