[日商簿記3級]スタディングはおすすめ?口コミ情報と講義レビュー

日商簿記3級を取り扱うスクールや講座は多数ありますが、今回はその中でもオンライン学習に限定し、少し変わった形式で講座を展開するスタディングについて紹介していこうと思います。
スタディングは全体的に見ても安いといった特徴がありますが、それだけではなくある程度勉強の基礎ができている方や演習量を増やしていきたい方には嬉しい制度も整っているので、是非参考にしてみてください!
スタディングの日商簿記3級講座の概要
最初にSTUDYingの日商簿記3級講座の大まかな概要について紹介していきます。
講義 | 19回 |
教材 | Webテキスト 問題集19回 模試3回 |
受講料 | 3,480円 |
講義動画・授業
スタディングの動画は全部19回で計6時間ほどの講座になります。
それに加えて実力アップテストが50分×3回、検定対策模試が120分×3回なのですべて網羅すると10時間強になります。
肝心の講義についてはテーマごとの全体像を把握しながら、試験によく出るところをかいつまんで取り扱っていくような形式になるので網羅性といった観点では低いですが、かかる時間を最小限に抑え合格を狙いに行っている感覚です。
教材・テキスト
テキストは全てWEB内で完結しており、板書を写すなどといった必要性は有りません。
WEB上のテキストは簡潔にまとめられており見やすく読み進めやすいようになっています。
模試・問題集
スタディングの問題集は基本講座で学習した後にすぐに確認できるオンライン形式の問題集です。
スマホさえあればいつでも解けるので反復学習にも向いており、間違った箇所も再出題してもらえるので問題管理が楽です。
模試に関してはレベルの高い問題が多く、簿記検定本番と同じ形式で解いていくため本番に慣れつつ力を付けていくことも十分に可能です。
また、「実戦力UPテスト」と呼ばれるテストもあり、中間レベルの重要問題をそろえた問題集もついています。基本講座・スマート問題集よりレベルの高い問題が用意されており、解説を読んで解き方を身につけることで、自ら問題を解く力を養成することができます。
スタディングの日商簿記3級講座の特徴は?
スタディングならではの強みや特徴を別途紹介していきます。
この記事は2019年10月に執筆したものであり、月や季節によって開講形式や価格が変わることもある点はご了承ください。
WEB上で完結するオンライン学習
スタディングの特徴としては講義はもちろん、演習問題もテキストも全てWEB上で完結しており、受講しても手元にテキストが届くことは一切ありません。
これは通勤講座の時代からの名残で、「仕事が忙しく、時間が取れない人」を対象としていることにも由来しており、極力持ち運びが少ないように配慮された結果だとも言えます。
紙媒体での勉強に慣れていた方にとっては多少違和感が残るかもしれませんが、テキストがなくてもスマホやタブレット、PCを用いてどこでも学習できるので非常に便利でテキストの持ち運びもない分かさばりません。
問題集に関してもマルチデバイス対応となっており、スマートフォンや自宅のPC、会社のPC等どの環境からログインしても学習データを保存し、共有することが可能です。
また、ノートも不要でWEBシステムによってコンテンツ内でメモしたりノートを作成出来たりする点も大きな強みです。
このことからもわかるように、スマートフォンやPCなどのデバイスさえあれば時間も場所も問わず、いつでもどこでも手軽に勉強することが出来る点はかなりの強みです。
他と比較しても圧倒的に安い
価格帯も他のスクールと比較すると圧倒的に安く、参考書と問題集を購入して独学するのとほとんど費用が変わりません。
具体的な金額は多少の変動はあるもののいかに纏めるので参考にしてみてください。
簿記3級を取り扱うスクールを比較した記事は以下にまとめているので興味がある方は合わせてご覧ください。
このように、スタディングは数ある簿記講座の中でもダントツで安く、手が出しやすいお値段です。
理由としては直接耳にしたことがあるのですが、スタディングは大手予備校の様に教室やPCといった備品などを所持しておらずその分費用が抑えられている点。また、すべての学習教材がオンライン上で完結しているため、印刷費用や宅配費用が掛からないといった点があります。
また、他のスクールにはあるようなあまり利用しないサポート制度も廃止しており、その分web上で本当に役に立つ機能に絞っている点も低価格化の秘訣なのだそうで。
スタディングならではの特典
ここまではざっとスタディングの講義の概要や他スクールとの比較情報を紹介してきました。
更に掘り下げて、スタディングならではの強みやポイントを解説していきます。
効率の良い動画編成
最初にインプット学習をするわけですが、テーマごとに全体像を把握しながら特に重点的に項目を絞ってわかりやすく学習していきます。
スタディングの場合、「試験によく出る」「書籍ではわかりにくい」ところを重点的に学習していくため点数に直結しやすく、また、再生速度を1.5倍や2倍にすることもできるので短時間で効率よく学習することが可能です。
ふと隙間時間に学習したい場合や試験直前で見直したい場合にも便利な形式になっています。
反復学習に役立つスマート問題集
スマート問題集では講座で学習した内容をすぐに反復学習できるツールで、単元ごとに出題され、間違った問題は記録されるため間違った箇所をピンポイントで狙い撃ちし弱点を克服するのに向いています。
簿記の場合は仕訳が命で、その仕訳を徹底して覚えていけるので良いですね!
また、今はキャンペーンで無料登録をするだけで良く出る仕訳一問一答集がもらえます。
これだけでも大きいので受講予定がない場合でも登録はしておくとお得です( *´艸`)
スタディングを実際に受けて感じたことや、他の方の口コミ情報をまとめた記事もあるので一度ご覧ください。
スタディング簿記3級講座を試してみて
スタディングでは結構な回を無料で受講することが可能となっており、実際に自分に合っているかどうかを試すことが出来ます。
筆者の場合は以前別講義を受講したことがあるのでUI等はある程度把握しているのですが、改めてどのようなものだったか紹介していこうと思います。
因みにPC版ですが、スマホでも似たようなUIになります。
UI
まずはUIですが、こちらはログイン画面を基に見てみましょう。
このようにスッキリとした画面で操作しやすく、あまりデバイスに慣れていない方でも難なく使いこなすことが出来ます。
また、下の方に進んでいくと同じ資格を学習しているライバルの学習状況なども見れて自然とモチベーションの維持につながります。
講義
次に講義についてですが、最初にガイダンスがあり簿記の勉強法やメリット、将来どのような場面で役に立つかをざっと説明してもらえます。
その後の講義ですが、イラストを基に丁寧に説明されており順を追っての解説なので記憶にも非常に定着します。
ペースも早すぎないぐらいで万が一聞き逃してしまっても簡単に巻き戻して学習することが出来ます。
筆者の場合は普段PCで学習するのですが、スマホで勉強する場合もテキスト内容がしっかりと動画内に映し出されるためテキストをわざわざ開く必要がなく操作の面でも問題なく使用できるので手軽です。
また、Webテキストには例題も用意されており、学習したその場で知識の確認を出来る構成になっており直ぐにアウトプットできるので記憶の定着が良いイメージでした。
問題集
簿記3級におけるスタディングの問題集も見ていきましょう。
まずは問題のページですが、問題文があり選択肢があり入力欄があるような構成になっています。
一問ごとに回答すると正解不正解が分かるようになっており、解説も解答時に表示されます。
また、学習進捗度合いとしてどれくらい進んでいるかも可視化されており、進捗度が一目瞭然。
間違った問題だけを再度やり直すようにすることもできるので苦手を潰すといった点でも非常に使いやすいと感じました。
このようにゲーム感覚で問題を解いていき、最終的に全ての問題を埋めればよいので楽しみながら実力をつけていけるといった楽しみもあります。
スタディング簿記3級講座の口コミ
実際にスタディング簿記3級講座を受講された方の口コミ情報も見てみましょう。
スマホ片手にできる講座はとても助かりました。
現在、正社員で医療系の経理職に就いています。実務でも簿記は必要であり、勉強がすすむにつれ、会計士さんとの会話もスムーズになり、色々なことが見えてきました。
仕事をしていたり家事をしているとなかなか時間が取れないものですが、片手間で学習することが可能で、そこで得られた知識を直ぐに現場に活かすこともできておりうまくインプットとアウトプットをこなせていますね。
何事も長続きしない意志の弱い自分でも、仕事の休憩時間を使ってコツコツ進めることができました。
5月から通勤講座の2級3級コースを受講し始め、6月に3級、11月に2級とストレートで合格することができました。
こちらの方は簿記3級だけでなく2級にも合格されておりしかもかなり短期間で成果を出されています。
このように継続しやすい講義、短期間で取得できる講義がスタディングの特徴ともいえますね!
スタディングでの簿記3級受講はアリかなしか、また向いている人はどんな人?
スタディングの簿記3級講座の特徴や他のスクールとの比較情報、特典などを紹介しましたが、それでもどうしようか決めかねている方も多いのではないでしょうか。
スタディングでの受講が向いている方、向いていない方ももちろんいらっしゃると思うので、以下のポイントを判断材料にしていただければ良いかなと思います。
最小の知識量&最短の時間で挑みたい場合はオススメ
スタディングは出るところ、難解なところを重点的に学習していくため、最短、最小限の勉強量で合格できるような構造になっています。
そのため即座に資格が必要!という方には強くお勧めします。
あまりお金をかけたくない方もオススメ
価格も3,000円台で非常に安く、他のスクールの価格よりも半額以下で受けることが出来ます。
もちろん動画やテキストの質も劣っておらず価格を必要最低限まで抑えられます。
参考書や問題集を別途用意する必要もないので財布が厳しい場合でも難なく受講できてしまいます。
電子機器にある程度慣れている必要はアリ
学習媒体がスマホやPCなのである程度電子機器に慣れている必要はあります。
と言ってもブラウジング出来てこのサイトを閲覧できるくらいの知識があれば難なく使いこなせるのでそこまで身構える必要はありませんが・・・w
簿記1級クラスを考慮している場合はオススメできない
簿記3級、簿記2級クラスであればスタディングで十分通用します。が、1級だったり税理士等さらに上位を目指す場合は徹底的に基礎をさらう必要がありそこを狙う場合は3級2級も徹底的に学習できる資格の大原などがおすすめです。
そもそもスタディングは簿記1級講座がないので一貫して学習できない点でもスタディングは不利になってしまいます。
手厚いサポートを期待している方も不向き
資格のスクールの中にはこれでもかというほど手厚いサポートをしているスクールもあります。
具体的には1対1で面談を何度も繰り返し、試験日までのスケジュールを組むようなマンツーマン形式の講義だったり資格取得後の就職や転職サポートまで行っているようなスクールです。
スタディングの場合はそれらにかかる経費をすべて削っての低価格になるのでサポートの面では期待してはいけません。
といっても、大半の受講生の方はサポートを使うことが少なく、最後まで「そんなサポートあったんだ・・・」と具体的なサポート内容を知らぬまま卒乗してしまう方が大半なので正直あまり気にしなくてもよいポイントかもしれませんね・・・
まとめ
今回はスタディングの日商簿記3級講座に関しての特徴や、どのような方が向いているか、向いていないかをまとめてみました。
無料で体験出来たりサンプルをもらえたりもするので、興味がある方は是非一度試してみてください。
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