[日商簿記3級]株式発行の処理

2019年10月13日

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今回は日商簿記3級株式発行について学習します。

チョロ
チョロ
今まで個人商店をしてきたでチュけど、規模が大きくなってきたから株式会社に変えた方が良いって税理士さんに言われたでチュ
キュー
キュー
それなら今回は株式会社について見ていこう

株式会社とは

個人で経営する店舗と株式会社にはどのような違いがあるでしょうか。

大きな違いは株式を発行して資金を調達しているかどうかといったポイントになり、株式会社にすることで多くの資金を集めることが可能となります。

株主と取締役

株式会社において、出資してくれる人のことを株主と呼び、この出資が資金源になります。

お金を出しているわけですから、株主は会社の運営方針に関して提案することも可能です。しかし、会社の規模が大きくなればなるほど株主も増え、一人一人の意見を反映させることは難しくなります。

そこで登場するのが取締役会と呼ばれる存在で、経営方針に関してはこの取締役会に任せることになります。

また、株主から出資があり、そのお金で会社は利益を出せるので、会社は得た利益を株主に配当といった形で還元する必要があります。

株主総会

会社の基本的な経営方針や利益の配当額などは株主総会と呼ばれるもので決定されます。

取締役会

個人経営から会社になった場合、利益は店主一人の物ではなく会社の物になるため運営方針も取締役が会議を行って決める必要があります。

株式会社を設立した場合

株式会社を設立するとなった場合、会社の設立にあたり株式を発行する必要があります。1株当たりの価格を決めて何株発行するかを最初に決める必要があります。

ひまわり商事は、会社の設立にあたって株式1,000株を1株当たり80円で発行し、全株式の払い込みを受け、払込額は当座預金とした。

これまでの知識を用いると・・・

当座預金として振り込まれ、その額は80円×1,000株なので80,000円となりますね。

資産の増加に当たるので借方に記載します。

借方 金額 貸方 金額
当座預金
(資産の増加↑)
80,000

株式を発行した場合

会社の設立にあたり、株式を発行した場合は原則振込金額のすべてを資本金と呼ばれる資本の勘定として処理します。

借方 金額 貸方 金額
当座預金 80,000 資本金
(資本の増加↑)
80,000
モナ
モナ
資本増加したときは負債同様貸方に記帳するニャ

資産 負債
資本(純資産)

増資をした場合

会社を設立した後、さらに事業を拡大する場合追加で資金が必要となることがあり、後々資本を追加することを増資と言います。

増資のため、株式300株を80円で発行し、全株式の払い込みを受け、振込金額は当座預金とした。

これまでの知識を用いると・・・

払い込みを受ける金額は80円×300株で24,000円となり、当座預金が増えるので資産の増加として借方に記載します。

借方 金額 貸方 金額
当座預金
(資産の増加↑)
24,000

増資をした場合

会社を設立した後に新株を発行して資本金を増やすことを増資と言います。

増資をした場合も原則として、設立時同様に振込金額の全額を資本金として処理します。

借方 金額 貸方 金額
当座預金 24,000 資本金
(資本の増加↑)
24,000
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株式発行・例題

実際に例題を解いて問題に慣れていきましょう。

問題

次の仕訳をせよ。ただし使える勘定科目は以下のものとする。また、金額は3桁ごとにカンマで桁区切りをして半角で入力すること。

(例:現金 500、商品 1,000,000)

勘定科目:[現金][当座預金][資本金]

問1.石川商事は会社の設立にあたり、株式500株を1株400円で発行し、全株式の払い込みを受け、払込金額は当座預金とした。

借方 金額 貸方 金額

問2.石川商事株式会社は、増資にあたり、株式300株を1株500円で発行し、全株式の払い込みを受け、払込金額は当座預金とした。

借方 金額 貸方 金額

解説(クリックで展開)

株式発行・まとめ

以前まで日商簿記3級の出題範囲としては個人商店~株式会社を想定していましたが、近年の出題傾向が変更され、取引対象は株式会社に限った前提に変更されました。

それに伴い株式発行や増資のウエイトも上がったので、しっかりと処理を押さえておきましょう。

カズ
カズ
資本というカテゴリが登場したからこれも押さえて置いてね!

次回は利益の計上について学んでいきます。

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日商簿記3級

Posted by TS