[日商簿記3級]仕訳帳と総勘定元帳

2019年9月9日

今回は日商簿記3級仕訳帳総勘定元帳について学習します。

チョロ
チョロ
今まで切ってきた仕訳はどう処理すれば良いでチュか?
キュー
キュー
各仕訳を仕訳帳に記入し、その後に総勘定元帳に記入していくんや

仕訳帳と総勘定元帳

仕訳を行ったらそこでおしまい、ではなく次に転記といった作業をする必要があります。

各取引ごとに切った仕訳は仕訳帳と呼ばれる帳簿に記入していきます。

仕訳帳への記載が終わったら今度は総勘定元帳と呼ばれる勘定科目ごとにまとめられた帳簿に記入していくことになります。

最終的にはこの総勘定元帳を作成することが経理職における一つの目標となります。

仕訳帳と総勘定元帳の作り方

実際に数回分の取引を記帳していたとして、どのように転記していくか流れを見てみましょう。

令和3年 3月1日 すすき商店へ商品8,000円を現金で売り上げた。

令和3年 3月6日 切手3,000円分を現金で購入した。

令和3年 3月10日 すすき商事より商品2,000円を仕入、現金500円を支払い、残額は掛けとした。

仕訳帳

最初に仕訳帳から見ていきます。

例題で与えられている3つの取引をそれぞれ書き込んでみました。

赤字で書かれている部分が各仕訳帳の解説になります。

また、それ以外の色の文字は後に書かれている総勘定元帳の現金の部と対応させているので見比べて下さい。

仕訳帳

ここに仕訳帳のページ数を記載→1

〇月×日
↑取引の日付
摘要元丁
↑各勘定科目ごとにNoを振ります
借方貸方
31(現金)←借方にの勘定は左18,000
貸方の勘定は右→(売上)198,000
仕訳のコメント→すすき商店へ売上
6(現金)13,000
(通信費)253,000
切手を購入
10(仕入)
複数勘定がある時は諸口を示す→諸口
202,000
(現金)1500
(買掛金)151,500
すすき商店より仕入れ
・・・・・・

総勘定元帳

仕訳帳への記載が終わったら今度は総勘定元帳と呼ばれる勘定科目ごとにまとめられた帳簿に記入していくことになります。

総勘定元帳は各勘定科目ごとに作られており、現金、仕入を例に挙げてみてみましょう。

また、赤字はコメントを、それ以外の現金における色付き字は仕訳帳との対応を示しています。

総勘定元帳

現金
↑勘定科目ごとに

総勘定元帳の番号になります。仕訳帳の元丁の箇所に該当→1

〇月×日
↑取引の日付
摘要
↑仕訳の相手科目を記載
仕丁
↑仕訳帳の項数
借方〇年×月摘要仕丁貸方
31売上
↑借方に現金科目が来る取引の相手勘定科目
18,00036通信費
↑貸方に現金科目が来る取引の相手勘定科目
13,000
   310仕入1500
↑仕入れのうち現金は500円のみ

売上

19

〇月×日摘要仕丁借方〇年×月摘要仕丁貸方
310諸口
↑仕入の相手勘定科目が複数ある場合は諸口とする
12,000
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仕訳帳と総勘定元帳・例題

実際に例題を解いて問題に慣れていきましょう。

問題

次の各取引を総勘定元帳(略式)に転記しなさい。なお、日付(数字のみ、5月21日なら21)と相手科目についても記入すること。

また、数字に関しては全て半角で3桁ごとにカンマ区切りを入れること。

5月2日

借方金額貸方金額
仕入800買掛金800

5月8日

借方金額貸方金額
現金500売上500

5月12日

借方金額貸方金額
買掛金300現金300

5月13日

借方金額貸方金額
現金400売上1,000
売掛金600

5月21日

借方金額貸方金額
現金300売掛金300

現金

日付借方・摘要金額日付貸方・摘要金額

売掛金

日付借方・摘要金額日付貸方・摘要金額

買掛金

日付借方・摘要金額日付貸方・摘要金額

売上

日付借方・摘要金額日付貸方・摘要金額

仕入

日付借方・摘要金額日付貸方・摘要金額

解説(クリックで展開)

仕訳帳と総勘定元帳・まとめ

仕訳帳から総勘定元帳に移す時は仕訳帳の摘要と総勘定元帳の借方貸方が入れ替わるように見え混乱を招くことがあります。

総勘定元帳では自分の位置(貸方借方)に相手勘定科目が来ていることを把握しましょう。

カズ
カズ
日付の転記ミスやコメントの抜け、間違いにも注意!!

次回は現金に特化した現金出納帳を学習します。


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