[日商簿記2級]合格率の推移から見る今後の対策法

2019年4月25日

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日商簿記2級は数ある資格の中でも合格率が回毎に大きくぶれ、安定しない資格です。

今回はその日商簿記2級の過去のデータを振り返るとともに今後の推移を予想し、取るべき対応策を紹介していこうと思います。

簿記2級の過去の合格率

まずは過去50回分の合格率の変動を見て行きましょう。(参考)

受験者数 実受験者数 合格者数 合格率
151 66,729名 49,766名 6,297名 12.7%
150 64,838名 49,516名 7,276名 14.7%
149 52,694名 38,352名 5,964名 15.6%
148 65,560名 48,533名 14,384名 29.6%
147 63,757名 47,917名 10,171名 21.2%
146 58,359名 43,767名 20,790名 47.5%
145 78,137名 60,238名 15,075名 25.0%
144 72,408名 56,530名 7,588名 13.4%
143 58,198名 44,364名 11,424名 25.8%
142 90,693名 70,402名 10,421名 14.8%
141 76,207名 59,801名 7,042名 11.8%
140 62,473名 47,480名 16,395名 34.5%
139 71,969名 55,225名 12,054名 21.8%
138 70,235名 54,188名 14,318名 26.4%
137 54,773名 40,330名 13,958名 34.6%
136 73,679名 55,960名 23,254名 41.6%
135 77,760名 60,377名 13,601名 22.5%
134 58,206名 42,703名 5,920名 13.9%
133 76,069名 57,898名 27,538名 47.6%
132 79,837名 61,796名 14,149名 22.9%
131 64,353名 48,341名 14,834名 30.7%
130 72,040名 53,404名 16,808名 31.5%
129 83,716名 64,052名 28,489名 44.5%
128 69,890名 52,546名 18,299名 34.8%
127 88,363名 66,838名 21,653名 32.4%
126 90,607名 69,100名 14,857名 21.5%
125 88,621名 67,337名 26,909名 40.0%
124 90,804名 66,330名 8,244名 12.4%
123 97,389名 74,371名 28,585名 38.4%
122 78,645名 57,616名 14,700名 25.5%
121 81,616名 60,475名 26,053名 43.1%
120 83,573名 61,662名 18,252名 29.6%
119 68,962名 50,573名 15,830名 31.3%
118 77,801名 57,812名 16,973名 29.4%
117 80,432名 60,887名 12,609名 20.7%
116 62,024名 44,242名 12,911名 29.2%
115 71,024名 52,104名 22,168名 42.5%
114 77,652名 59,212名 18,829名 31.8%
113 61,686名 45,293名 13,785名 30.4%
112 66,456名 48,273名 11,660名 24.2%
111 74,425名 55,876名 18,539名 33.2%
110 54,214名 39,859名 16,264名 40.8%
109 59,341名 42,928名 11,797名 27.5%
108 76,603名 59,904名 28,083名 46.9%
107 58,796名 43,540名 2,476名 5.7%
106 63,432名 49,051名 18,951名 38.6%
105 74,100名 58,852名 17,569名 29.9%
104 62,492名 48,785名 10,972名 22.5%
103 64,446名 49,777名 11,555名 23.2%
102 74,475名 59,213名 18,338名 31.0%
101 59,708名 46,842名 15,500名 33.1%

高いときは約50%、低いときは5%と合格率の幅がかなり空いていることが伺えますね。

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何故合格率にばらつきがあるのか

ではなぜこのように合格率のばらつきが大きいのでしょうか。その理由としては主に以下の3つが考えられます。

絶対評価の為

まず第一に簿記2級は配点があらかじめ決まっており、その回が難しかろうが簡単だろうが基準の70点を超えなければ合格とならないところにあります。

他の資格では60点以上が合格と言われていても、合格率を平均20%に設定しており下駄をはかせるような相対評価の試験も多いですが、簿記2級に関しては全体的にできが良くても悪くても関係なく70点以上か未満かで明暗が分かれてしまいます

出題範囲が頻繁に変わるため

簿記の中の商業簿記と呼ばれる分野は度々出題範囲が変わる傾向にありそれに伴い教科書も頻繁に新しいものが発刊されています。

特に範囲が変わったばかりの時は出版社やスクールの講師も問題の傾向を掴めず、不十分な教育になってしまうために受験者が十分な対策をできないまま本番を迎えてしまうことがあります。

最近では連結子会社が2つ出てくるという簿記1級保有者でも顔面蒼白物の問題が出るなど範囲が読めないところも合格率の変動が激しい一つの要因です。

難易度自体に幅がある

最後にそもそもの回ごとの難易度も明らかに差があるときがあります。

問1~5までほとんど基礎ができていれば解けてしまう問題の時は3~40%の合格率になりますし、そのうちの大問2~3個は明らかに点数を取らせる気が無いような問題構成であれば合格率も一桁近くになります。

こればっかりはどうしても運と言わざるを得ない部分がありますね。

対策法

こういった合格率の変動が大きい場合、どういった対策を考えればいいのでしょうか。

具体的には以下の三つに気を付けると良いです。

出題範囲が変わる前後は危ない

出題範囲が変わった直後は教材も整っていないことがあり合格率が低くなる傾向にあります。

逆に出題範囲が変わる直前も過去に難化したことがあります。

具体的な話をすると、2016年~2018年で出題範囲の改定があり、その前と後で合格率にも大きな差が出ています。

上の図は実際の直近20回分の動きです。

丁度143回から新区分に入り一旦合格率が上がったものの、その後の144回ですぐに下がっており、逆に141回や142回と言った直前でも合格率が下がっているのが伺えますね。

こういった事からも、出題範囲が変わると言った告知がされた場合、直前ではなくそれよりも早くに受けてしまうか、少し様子見をして落ち着いてから動くかにして範囲が変わる直前、変わった直後は待ったほうが良いかもしれません。

常に最新の教材を用意

これは当たり前の事ですが、教材に関しては常に最新のものを用意できるように心がけましょう。

数年前の物はまず使い物になりませんし、新しい論点やもう学ばなくて良い事まで学んでしまいロスが生じます。

継続して受験する

1回で合格できなくても数回連続で受験するのも手の一つです。

たまたま難しかった問題や自分の苦手な問題にあたってしまっても、次回は簡単だったり得意分野が出たりすることは十分にあり得る話です。

また、一度受けてから時間が空いてしまうと忘れることも増えてしまい再受験の時に学習しなおす範囲が広くなるため非効率になります。

まとめ

今回は簿記2級の合格率に着眼点を当てて解説させていただきました。

本来回毎にここまでばらつきが大きいのも問題だと思うのですが、人気資格で需要も高いので文句を言っている時間も勉強にあてたいくらいです。

戦略的に分析し、賢い受け方をしたいですね。

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日商簿記2級

Posted by TS