[日商簿記2級]合格率を分析!過去50回の推移から見る今後の対策法

2019年11月10日

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日商簿記2級は数ある資格の中でも合格率が回毎に大きくぶれ、推移状況を見てもなかなか安定しない資格です。

理由は様々ですが、年々この合格率が低くなっており、簿記2級も決して簡単に合格できる資格とは言えなくなってきました。

今回はなぜ合格率がこのように低下しているのかを説明しつつ、今後の推移を予想し、取るべき対応策を紹介していこうと思います。

簿記2級の過去の合格率

まずは過去50回分の合格率の変動を見て行きましょう。(参考)

受験者数 実受験者数 合格者数 合格率
152 55,702名 41,995名 10,666名 25.4%
151 66,729名 49,766名 6,297名 12.7%
150 64,838名 49,516名 7,276名 14.7%
149 52,694名 38,352名 5,964名 15.6%
148 65,560名 48,533名 14,384名 29.6%
147 63,757名 47,917名 10,171名 21.2%
146 58,359名 43,767名 20,790名 47.5%
145 78,137名 60,238名 15,075名 25.0%
144 72,408名 56,530名 7,588名 13.4%
143 58,198名 44,364名 11,424名 25.8%
142 90,693名 70,402名 10,421名 14.8%
141 76,207名 59,801名 7,042名 11.8%
140 62,473名 47,480名 16,395名 34.5%
139 71,969名 55,225名 12,054名 21.8%
138 70,235名 54,188名 14,318名 26.4%
137 54,773名 40,330名 13,958名 34.6%
136 73,679名 55,960名 23,254名 41.6%
135 77,760名 60,377名 13,601名 22.5%
134 58,206名 42,703名 5,920名 13.9%
133 76,069名 57,898名 27,538名 47.6%
132 79,837名 61,796名 14,149名 22.9%
131 64,353名 48,341名 14,834名 30.7%
130 72,040名 53,404名 16,808名 31.5%
129 83,716名 64,052名 28,489名 44.5%
128 69,890名 52,546名 18,299名 34.8%
127 88,363名 66,838名 21,653名 32.4%
126 90,607名 69,100名 14,857名 21.5%
125 88,621名 67,337名 26,909名 40.0%
124 90,804名 66,330名 8,244名 12.4%
123 97,389名 74,371名 28,585名 38.4%
122 78,645名 57,616名 14,700名 25.5%
121 81,616名 60,475名 26,053名 43.1%
120 83,573名 61,662名 18,252名 29.6%
119 68,962名 50,573名 15,830名 31.3%
118 77,801名 57,812名 16,973名 29.4%
117 80,432名 60,887名 12,609名 20.7%
116 62,024名 44,242名 12,911名 29.2%
115 71,024名 52,104名 22,168名 42.5%
114 77,652名 59,212名 18,829名 31.8%
113 61,686名 45,293名 13,785名 30.4%
112 66,456名 48,273名 11,660名 24.2%
111 74,425名 55,876名 18,539名 33.2%
110 54,214名 39,859名 16,264名 40.8%
109 59,341名 42,928名 11,797名 27.5%
108 76,603名 59,904名 28,083名 46.9%
107 58,796名 43,540名 2,476名 5.7%
106 63,432名 49,051名 18,951名 38.6%
105 74,100名 58,852名 17,569名 29.9%
104 62,492名 48,785名 10,972名 22.5%
103 64,446名 49,777名 11,555名 23.2%
102 74,475名 59,213名 18,338名 31.0%
101 59,708名 46,842名 15,500名 33.1%

高いときは約50%、低いときは5%と合格率の幅がかなり空いていることが伺えますね。

この変動幅は異常で良い時は2人に1人合格するのに悪い時では20人に1人しか合格できない事実を物語っています。

回によってここまで差があると1回1回が博打の様にすら感じられてしまいます・・・。

日商簿記2級の合格率の推移

改めて、合格率をグラフ上にプロットしてみましょう。

これは過去20回分の合格率ですが、こうしてみると変動が激しいように感じます。

日商簿記2級は今後どうなる?

今後の合格率や難易度に関して、このグラフだけ見ると変動が大きすぎて何とも言えませんが、このグラフの各合格率を最小二乗法によって計算すると合格率は右肩下がりで下がっていきます。

従って、簿記2級の出題範囲に訂正があるなどの要因がなければ今後も難易度が上がり続けて合格率は下がっていくことが予想されます。

現段階が最も簡単・・・なんてことも予想されるので早め早めに受験して合格しておきたいですね。

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日商簿記2級は何故合格率にばらつきがあるのか

ではなぜこのように合格率のばらつきが大きいのでしょうか。その理由としては主に以下の3つが考えられます。

絶対評価の為

まず第一に、簿記2級は配点があらかじめ決まっており、その回が難しかろうが簡単だろうが基準の70点を超えなければ合格とならない絶対評価を採用しているところにあります。

他の資格では60点以上が合格と言われていても、合格率を平均20%に設定しており下駄をはかせるような相対評価の試験も多いですが、簿記2級に関しては全体的にできが良くても悪くても関係なく70点以上か未満かで明暗が分かれてしまいます

その為、ある回は簡単で受験者の30%が70点を超えれば合格率も30%に、逆に5%しか70点を超えなければ合格率も5%になってしまいます。

出題範囲が頻繁に変わるため

簿記の中の商業簿記と呼ばれる分野は度々出題範囲が変わる傾向にあり、それに伴い教科書も頻繁に新しいものが出版されています。

特に範囲が変わったばかりの時は出版社やスクールの講師も問題の傾向を掴めず、不十分な教育になってしまうために受験者が十分な対策をできないまま本番を迎えてしまうことがあります。

最近では連結子会社が2つ出てくるという簿記1級保有者でも顔面蒼白物の問題が出るなど範囲が読めないところも合格率の変動が激しい一つの要因です。

難しい論点が追加されれば合格率は下がり、逆に難しい論点が削除されたり簡単な論点が追加されれば合格率が上がるのは自明ですね。

各回のむずかしさ自体に幅がある

最後に、そもそも簿記2級は各回ごとの難易度に明らかに差があります。

問1~5までほとんど基礎ができていれば解けてしまう問題の時は3~40%の合格率になりますし、そのうちの大問2~3個は明らかに点数を取らせる気が無いような問題構成であれば合格率も一桁近くになります。

こればっかりはどうしても運と言わざるを得ない部分がありますね。

先ほど少し触れた連結会計で子会社2社が出題された問題もかなりの高難易度問題に含まれ、簿記1級の知識がそれなりにある筆者でも解けませんでした。

多くの方が受験後にTwitter上で阿鼻叫喚されており、そのような高難易度問題も回によっては容赦なく出題されていきます。

日商簿記2級の合格率が下がる要因

簿記2級は回毎に合格率が変動しますが、その点を除いても合格率はここ近年低い傾向にあります。

なぜ合格率が低下しているのか、その理由を分析して見ましょう。

工業簿記と呼ばれる計算主流の分野が追加される

まず日商簿記2級では3級までにはなかった工業簿記と呼ばれる科目が入ってきます。

この工業簿記は主に工場で用いられる簿記を想定しており、材料費や労務費(働いている作業員の賃金)等の概念が含まれるのですが、商業簿記が記憶メインだったのに対して工業簿記は計算が主流となってきます。

記憶が得意で覚えることには抵抗を感じなかった方、一夜漬けで何とかなった方でもこの工業簿記の計算方法で躓いてしまい成績が伸びなかった・・・という方も多く見てきました。

計算方法さえわかってしまえば対策は立てられるのですが、慣れていないと時間がかかってしまい、苦手意識を持つ方が多いです。

この工業簿記が全体の4割を占めるので早め早めに対策をしないと合格は遠のいてしまいますね。

最近連結会計も追加された

ここ数回で商業簿記にも連結会計が追加されました。

連結会計は日商簿記1級の目玉であり、会計学を知ったうえで取引を理解できないとなかなか点数に結びつかない難解なジャンルになります。

この連結会計が足を引っ張って合格率を下げたこともあるので、今後2級に挑戦する方、特に過去に1回受験経験があり過去の範囲しか把握していない方はこの連結会計を個別で対策しておく必要もあります。

そもそも会場にたどり着いていない人も多い

改めて受験者数(申し込んだ人数)と実受験者数(受験会場に来て受験した人数)を見比べてみるとお分かりいただけるかと思うのですが、申し込んだもののそもそも受験しない、試験場に来ていない方が毎回大体2割近くいらっしゃいます。

筆者が受験した際も似たような具合で席がちらほら空いており欠席している方がいらっしゃいました。

筆者の友達でも簿記2級をバックレた方がいらっしゃり、理由を聞いたところ「勢いで申し込んだのは良いものの、テキストも終わり切っておらず合格できないからあきらめた」とのことでした。

簿記の場合は実受験者数を分母として合格率を算出するため、このように諦めた方は合格率に反映されませんが、逆に「テキストは終わっていないけど、せっかく受験したのだから受けてみよう、もしかしたら・・・」という方もいるのが事実で、こちらはまさに筆者の弟がそうでした。

このように試験日までに間に合わずに準備が不十分の状態で挑む方も一定数いるので結果として合格できず、全体の合格率が下がってきます。

特に簿記2級は範囲が広く、簿記3級と同じような感覚で1週間前から詰め込めば行けると高を括ると全然時間が足りず力不足につながってしまいます。

簿記2級は年に3回、2月・6月・11月とあるので4ヵ月あれば合格できるだろうと悠長にしているとまず間に合いません。

日商簿記2級の合格率に左右されず合格するには?

こういった合格率の変動が大きい場合、どういった対策を考えればいいのでしょうか。

具体的には以下の五つに気を付けると良いです。

出題範囲が変わる前後は危ない

出題範囲が変わった直後は教材も整っていないことがあり、受験者が十分な対策を立てられず、合格率が低くなる傾向にあります。

逆に出題範囲が変わる直前も過去に難化したことがあります。

具体的な話をすると、2016年~2018年で出題範囲の改定があり、その前と後で合格率にも大きな差が出ています。

再掲になりますが、上の図は実際の直近20回分の動きです。

丁度143回から新区分に入り一旦合格率が上がったものの、その後の144回ですぐに下がっており、逆に141回や142回と言った直前でも合格率が下がっているのが伺えますね。

こういった事からも、出題範囲が変わると言った告知がされた場合、直前ではなくそれよりも早くに受けてしまうか、少し様子見をして落ち着いてから動くかにして範囲が変わる直前、変わった直後は待ったほうが良いかもしれません。

継続して受験する

1回で合格できなくても数回連続で受験するのも手の一つです。

たまたま難しかった問題や自分の苦手な問題にあたってしまっても、次回は簡単だったり得意分野が出たりすることは十分にあり得る話です。

また、一度受けてから時間が空いてしまうと忘れることも増えてしまい再受験の時に学習しなおす範囲が広くなるため非効率になります。

下手な鉄砲も数撃ちゃ当たるということわざもありますが、試行回数を増やすのも大事ですよ!一発当たれば一生モノの資格を手に入れられるので。

常に最新の教材を用意

これは当たり前の事ですが、教材に関しては常に最新のものを用意できるように心がけましょう。

数年前の物はまず使い物になりませんし、新しい論点やもう学ばなくて良い事まで学んでしまい、学習においてロスが生じます。

そのような事態を避けるためにもテキストを用意する必要があるのですが、最新のテキストは以下の記事にまとめているので、対策に活かしてみて下さい。

メルカリなどで古くなった参考書がかなり破格で投げ売りされていることがありますが、内容が対応しきれていない危険性があります。

安いからといった理由で飛びつくのではなく、しっかりと最新版を購入しましょう。結果的に時間もお金もどぶに捨てることになります。

根本的に勉強方法を見直す

何回学習しても点数が上がらない、合格できないといった場合、根本的に勉強方法が間違っている可能性もあります。

例えばテキストを読むことだけに専念している、過去問を解いても点数だけを見て間違い直しをしない、しっかりと集中できていないetc…

そうなっていてはいくら時間をかけても成績は上がるはずもなく点数に直結しません。

以下に筆者が実際に1発合格したときの勉強法をまとめているので、勉強方法に自信がない方はぜひ一度読んでみて下さい。

もちろん、これはあくまで一例でこれをすれば必ずといった保証はありませんが、勉強のコツをつかむきっかけとして、後は独自にアレンジなどを加えてみて下さい!

スクールを利用する

モチベが続かない、学習のスケジュールが立てられない、という方は日商簿記2級を扱うスクールや通信講座を利用するのもオススメです。

スクールを利用する利点

スクールを推す理由としてはスクールの場合試験日までを逆算して学習プランを組んでくれることが多く、自分の感覚で行けるだろうと思って学習を進めていて間に合わなかった・・・といった事態を避けてくれるからです。

次こそは、次こそはを繰り返して試験日の1ヵ月くらい前から焦りだすというのは永遠に受からないパターンで、試験料が積もっていきいつの間にか費用がかさんでしまい、結果的に無駄が生じてしまいます。

それよりはイニシャルコストがかかるものの、短期でプランを組んでガッ!と資格取得してしまう方が圧倒的にコスパが良いです。

また、通学スタイルの場合は周りに同じ簿記2級を受講するライバルたちもいる状態になります。そうすると「周りは勉強しているから・・・」と焦燥感が生まれ、必然的に自身も机に向かわざるを得ない状況を作ることもできます。

逆に通信講座は自信でペースやモチベーションを維持しないといけない点もありますが、動画で学習するのは視覚聴覚をフルに用いてインプットできるのでテキストベースで勉強するよりも定着が早いといった点や比較的に通学よりも費用を抑えられるといった点がメリットになります。

通学なら資格の大原がオススメ

比較的時間があり、しっかりと基礎固めをしたい場合、資格の大原がオススメです。

理由としてはコースがそろっており自身のスタイルに合わせて選択肢が多いこと、今まで多くの実績を上げておりノウハウが詰まっていることが挙げられます。

一つ目のコースがそろっている点に関して、資格の大原は通学、通信、DVD等多岐にわたっており、通学できる余裕がある方は直接講師から講義を受けてその場で質問したり同じ資格を目指す仲間と情報交換が出来るといった恩恵を受けることが出来ます。

一方で、通学の余裕がない場合でも、通信やDVDで受講することで通勤時間や休み時間に効率よく学習を進めることが可能となります。

また、資格の大原の場合試験日に合わせて順次開講されていき、その講義を受講することで試験に間に合うシステムになっているので試験日までに全範囲を網羅学習できなかったといった事態を避けることも可能となってきます。

ノウハウの件に関しては、資格の大原は60年を超える歴史があり、古くから簿記と医療事務の学校として知られてきたスクールになります。

その為多くの受講生を抱え、どういった問題が問われやすいか、受講生はどこが躓きやすいかといったデータが蓄積されています。

そのデータに基づいて対策を練っているため、的確な解法やアドバイスを提供できる点が優れています。

基礎作りもしっかりできるので、上位の簿記1級や税理士、会計士を狙う場合もおすすめです。

詳しい情報は無料で請求できる資料に記載されているので、ぜひ一度取り寄せてみて下さい!

資格の大原 簿記講座講座

短期かつ低価格ならSTUDYing

試験日まで比較的時間がない!できれば受講料を掛けたくない!そんな時はSTUDYingがオススメになります。

STUDYingは比較的新しい講座で、Web上で教材が簡潔しており、スマホ一台あれば学習することが出来ます。

その為通勤中、仕事の休み時間、ゲームをする時間の代わり等にふとスマホを取り出して気軽に勉強することが出来ます。

動画の内容としても非常にわかりやすく音声講座もあるので最悪運転しながら、家事をしながら、寝ながらでもインプットを続けていくことが出来ます。

そしてSTUDYingならではの魅力としては2つになります。

まず一つ目が問題集がしっかりとしている点です。

問題集もWeb上で解いていくことになるのですが、スマート問題集と呼ばれる基礎力養成問題を解くことで実力アップを図り、万が一間違ってしまった箇所はサイト側で記録してくれるので忘れたころに繰り返し学習することが可能です。

最終的に苦手分野だけを寄せ集めたオリジナルの問題集が出来るので、苦手を徹底的に絞っていくことが実現できます。

そして一通り問題を解き終わったら本試験の形式に合わせた問題集を解いて演習量を重ねていくことも可能です。

簿記の場合いかに問題を解いたか、それが点数に直結するので、アウトプットを重ねられるのは非常に魅力的です。

次に魅力的なのが価格です。

簿記2級の受講料は大抵5万円~が相場ですが、STUDYingの場合、Web講義、テキスト、ノート機能、SNS機能、Web問題集、模試等もろもろ込みで何と20,000円未満!

特にSNS機能やノート機能は他の講座にはないSTUDYingオリジナルの機能で、非常に使いやすくモチベーション維持にも直結します。

さらになんと、合格するとお祝い金が3,000円もらえるのが魅力で、加えて時期によってはさらに割引キャンペーンもあるので結果的にかなり破格です。

2万円弱で人気資格をとれるので利用しない手は無いですね!

簿記

他にも講座はたくさん!

今述べた学校や講座は数ある選択肢のほんの一部です。

他にも魅力的な通信講座やスクールはたくさんあり、それぞれのスクールにしかない魅力もあります。

以下の記事ではそれらの情報を比較しながらまとめているので、そちらも一度参考にしてみて下さい!

日商簿記2級の合格率まとめ

今回は簿記2級の合格率に着眼点を当てて解説させていただきました。

本来回毎にここまでばらつきが大きいのも問題だと思うのですが、人気資格で需要も高いので文句を言っている時間も勉強にあてたいくらいです。

特に今後はAIや情報技術の発展により会計の知識も問われる時代に入りつつあります。簿記2級をしっかりと取得し、今後のキャリアに箔をつけていっていただきたいです。

戦略的に分析し、賢い受け方をして下さいね!

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日商簿記2級

Posted by TS