[日商簿記1級]参考書レビュー/簿記の教科書・問題集日商1級

スポンサーリンク




日商簿記1級の参考書でTACより出版されている簿記の教科書・問題集は1冊1冊が薄くコンパクトにまとめられており最近売上が上がりつつあります。

冊数は商業簿記の参考書で3冊、問題集で3冊、工業簿記も参考書で3冊、問題集で3冊と結構ボリューミーですが、実際どのような構造になっているのか、この参考書ならではの強みは何なのかといった点をレビューしていこうと思います。

簿記の教科書・問題集日商1級の構成

まず、簿記の教科書・問題集日商1級の全体的な概要から触れていきます。

商業3+3冊、工業3+3冊

商業簿記、工業簿記ともに参考書と問題集がそれぞれ3冊ずつに分かれており、全部そろえると12冊になります。

それぞれの厚さ自体は他の参考書と比較すると薄めで1.5~2cm程ですが、全体的な量としては日商簿記の参考書・問題集の中でもトップクラスの様に感じます。

価格は1,600円前後で他の参考書より若干単価は安いですが、12冊揃えるとなると2万円前後かかります。

参考書にも章末問題は掲載

参考書と問題集に分かれてはいますが、参考書の各論点の末尾にも問題が用意されており、その場で学習内容を確認できる構造になっています。

ただ、章末問題は本番に即した内容になっており難易度も結構高めに設定されています。

各章末問題を何も見ずに解けるようになれば相当な実力がついていると言えますが、段階を踏んで学習したい場合は簡単な問題も多く収録している問題集の方も同時に購入するべきだと思います。

問題集の方は解説も丁寧で順を追って説明しているため、教科書だけでは学習しきれない細かな論点も学べます。

具体的な学習ステップとしては教科書を読む→教科書の章末問題を解答や解説を見ながら解く→問題集を解く→もう一度教科書の章末問題を見るといった流れが良いように感じます。

スポンサーリンク

簿記の教科書・問題集日商1級の良い点

実際に筆者も1週してみて、良かった点をまずまとめていこうと思います。

図解や要約でポイントがまとめられている

簿記1級に関しては学習範囲が非常に多く、優先的に学習すべきところとそうでないところに分かれます。

その中でも重要なポイントで学習者が躓きやすいポイントを図解や要約で分かりやすく解説してくれています。

独学道場との組み合わせが良い

簿記の教科書は資格の大手予備校、TACが出版しているものですが、同じくTACが手掛けている独学道場と呼ばれる学習講座でもこの教科書を使用しており、参考書や問題集だけの独学で厳しいと感じたら独学道場に切り替えることも可能です。

また、先に参考書や問題集を購入してしまった場合でもその分を割り引いて講座だけを受ける、という事も可能なので、損をすることはありません。

多くの問題集をこなせる

問題集だけで6冊もあり、解き切るのはかなり大変ですがすべて解くころにはかなりの問題数をこなしたことになります。

簿記の得点は解いた問題数に比例するので、特に他の参考書で理解が進んでも演習量が足りない、と感じる場合は問題集だけこちらに変える、といった手もあります。

解答用紙もDLできる

この参考書に準拠した解答用紙がpdfで無料でDL可能となっており学習の役にも非常に立ちます。

別途プリンタと用紙は必要ですが、ルーズリーフに印刷して簡単にまとめることもできるのでお勧めです。

その際はB5サイズを選ぶのがベターですね。

created by Rinker
コクヨ(Kokuyo)
¥392 (2019/09/23 12:04:28時点 Amazon調べ-詳細)

簿記の教科書・問題集日商1級の気になる点

次に簿記の教科書・問題集日商1級の気になった点も書いていきます。

解説が省かれているところも多い

文字が多く適せんイラストが描かれていて分かりやすいのですが、それでも理解がどうしても難解なところが数か所ありました。

具体的には特殊商品売買の未着品取引や割賦販売でどうして仕入に積送分などを参入する場合としない場合があるか等で、ここは何度読んでも分かりづらかったです。

一方で同じTAC出版のスッキリわかる日商簿記1級ではその辺もかなり掘り下げて書かれており分かりやすく、最終的には筆者はそちらの参考書で勉強しなおしました。

冊数が多い

冊数が多く、どうしてもすべて制覇するには時間がかかりすぎてしまいます。

筆者も最初働きながら6ヵ月ペースで学習し、毎月参考書と問題集1冊ずつを仕上げるつもりで学習を進めていきましたがなかなか厳しく間に合わなかった経験があります。

そういった点でも、この参考書・問題集で勉強しようと考えている方はより計画的に余裕をもって早めに学習に取り掛かった方が良いと感じました。

簿記の教科書・問題集日商1級の使い方

簿記の教科書・問題集はしっかりと使い方も書かれていたのでそちらも紹介します。

教科書を2回読み込む

最初に簿記の教科書を2回読み込みます。

1回目はざっとで良くて、2回目で取りこぼした分を補うようにもう一度読み直しましょう。

論点1つ1つは意外と少なくすぐに読めてしまうのでコツコツ続けていく分には苦ではありません。

章末問題を解く

章末問題も最低2回は解くべきで、1回目は解答を見ながら、2回目は何も見ずに解くように書かれています。

因みに筆者は先ほども書きましたが、章末問題の間に簿記の問題集を1度挟んでいました。

簿記の問題集を解く

一通り章末問題も終わったら簿記の問題集を解いてアウトプットを増やしていきましょう。

特定の処理を覚えておかないと本番で本当に手が進まなくなり積んでしまうので、独特の計算方法を頭に叩き込んでいきましょう。

簿記の問題集の模擬試験を解く

簿記の問題集には模擬試験もついており、1冊ごとに1回分ついているので全部で6回分(商業3回、工業3回)解くことが出来ます。

過去問などに手を出す前にこちらを先にやってみても良いかもしれませんね。

簿記の教科書・問題集日商1級 レビューまとめ

今回は簿記の教科書・問題集日商1級のレビュー記事になりました。

問題を多く解けるという強みを持つ一方で、ところどころ解説が分かりづらいといった難点を持つテキストになります。

筆者は最終的にスッキリわかる日商簿記1級を使用しましたが、こちらはこちらで問題量が若干心もとないので問題はこちらでこなして、分からないところだけスッキリの参考書の方でつまむ、といった使用方法でも良いように感じます。

また、日商簿記1級の他のテキストは以下でまとめています。他の参考書も見てみたいという方はご一読ください。

スポンサーリンク