日商簿記1級とはどんな資格?日程や形式、合格後の進路など

2018年8月28日

日商簿記1級は2級の上位に位置しており、商業簿記、工業簿記に加えて会計学と原価計算も問われるようになった実に出題範囲が広い試験になっております。

また、後述しますが日商簿記2級までとは一線を画しかなりの高難度試験としても有名です。

チョロ
チョロ
これを取れたら簿記では最強でチュ!

サイト内リンク

☆日商簿記1級の新着記事をもっと読む☆

日商簿記1級の統計・お役立ち情報

参考書や勉強法などの情報を個別に書いている記事へのリンクです。


日商簿記1級の勉強方法

日商簿記1級の難易度

日商簿記1級の勉強時間

日商簿記1級の合格率

日商簿記1級のテキスト

日商簿記1級のスクール

日商簿記1級の求人情報

日商簿記1級のメリット

日商簿記1級の掲示板・独学支援サイト

過去問題や参考書等試験について分からないところがあれば下記の掲示板で共有しましょう。

また、参考書的役割を果たす独学支援サイトも随時作成中なのでご活用ください。

メールアドレスを登録してログインすることで進捗管理も可能です。


日商簿記1級の掲示板

日商簿記1級の学習サイト
スポンサーリンク

日商簿記1級の難易度

日商簿記1級の難易度についてまとめていきます。

難易度について

簿記1級の難易度はかなり難関な部類で、税理士や公認会計士といった業務独占資格の登竜門としても知られています。

かく言う筆者も2度受験し撃沈しているのでいつかはリベンジをはたしてやりたいと思っています。

合格点

日商簿記1級の合格点は100点満点のうち70点以上取る必要があります。また、簿記1級は下位試験と異なり、どれかの科目で40点をきるとその時点で足きりで不合格となってしまいます。

したがって満遍なく弱点を作らないような勉強方法が求められます。

平均合格率

合格率は平均10%前後で回数によって合格率が大きく変動することはありません。

また、詳しい配点なども公開されないことから、簿記1級では相対評価を用いて合格者を算出しており、どの箇所が何点かといった配点が分からない仕組みになっているとよく言われています。

勉強時間

勉強時間は2級の内容をほとんど理解していることを前提とし1,000時間と言われています。

実際に解いてみれば分かるのですが、範囲がかなり広く問われる論点も一つ一つが深いので合格には相応の時間がかかることが分かりますね。

また、実際の会社ではしないような特殊な仕訳もバンバン出てくることから、経理熟練者が受験しても簡単には合格しないそうです。

日商簿記1級の日程

日商簿記1級の試験の日程についてまとめて行きます。

申込日

日商簿記1級の申込開始日は大体試験2ヵ月程前からですが、各商工会議所によって異なります。ポスターなどが貼ってあり、そこに日程が書いてあるのでチェックするようにしましょう。

また、商工会議所だけでなく本屋や学校でも受け付けをしている場合があるので、近くでそれらの施設がある場合はまずは確認してみましょう。

試験日

試験日は毎年6月と11月の第2日曜日です。

合格発表日

日商簿記1級の合格発表日は大体試験終了2ヶ月後です。これも各商工会議所によって異なるので確認しておきましょう。ほとんどの商工会議所ではネットで照会できます。

その他の情報

その他の試験の情報をまとめておきます。

試験形式

試験はどの商工会議所でも午前9:00から90分が商業簿記・会計学、15分の休憩を挟み残り90分で工業簿記・原価計算を行います。

配点としては商業簿記・会計学・工業簿記・原価計算それぞれ25点満点で、どれかひとつが10点をきったらその時点でアウトです。

受験料

受験料は税込みで7,850円となっています。

主催者サイト

日商簿記1級の主催者サイトは以下になります。

各商工会議所の情報も上記サイトにあるので確認しておきましょう。

資格取得後は

日商簿記1級の試験を取得できた後、どの様な活躍ができるかをまとめて行きます。

大手企業の管理職を目指す

日商簿記1級は大手企業の経理部長が持つレベルの資格で、転職の際などに簿記1級を取得しているだけでも一目置かれます。

中には30歳まで無職でたまたま簿記1級があっただけで大手企業に入れた!と言った方もいらっしゃったのでそれだけ価値のある資格だということが分かります。

合格率10%とかなり狭き門ですが、手に職をつけて大きなフィールドで活躍したい方は是非とも取得しておきましょう!

士業を目指す

難関資格であり業務独占資格である税理士は受験できる条件の一つに日商簿記1級の取得が挙げられます。

税理士の仕事は資格がないとできず、特に今は海外進出を狙っている企業が多いため関税に関する取引などでかなり重宝されます。

また、公認会計士になるためにも簿記1級の知識が不可欠なので、これらの資格を狙って行くのもアリですよ!

まとめ

今回は日商簿記1級に関する情報をまとめました。

この記事で簿記1級に興味を持った方は是非、受験してみましょう。

また、勉強途中で分からないことなどがありましたら、掲示板を通して質問してみてください。

スポンサーリンク