[情報処理安全確保支援士]支援士対策!どの参考書と問題集を使えば良い??

[情報処理安全確保支援士]支援士対策!どの参考書と問題集を使えば良い??

2018/3/28に参考書及び問題集のリンクを最新のものに張り替えました

今情報処理技術者試験の中で最も熱いのが、IT系初の士業と呼ばれる、「情報処理安全確保支援士」ではないでしょうか。

セキュリティスペシャリストの後継資格とはいえ、制度も変わり、参考書問題集はどれを使えば良いかわからない。と言った方も多いのでは?

そういった方のため、あらゆる参考書や問題集を手当たり次第、片っ端から手にとって勉強し、2回の挑戦の後無事合格した私が、それぞれの本のレビューやテキストの選び方をご紹介したいと思います。

テキストの選び方

まずはテキストの選び方を紹介します。

合格までの近道は良いテキストに出会えるかどうか、これにすべてがかかっています。

良いテキストを見つけよう

試験のテキストは多くの会社が出版しますが、中には書き方が難解で理解しづらかったり、問題集に関しては解説が不足しており分かりづらかったりとあたりはずれがあります。

筆者も最初にとった参考書は難解で読んでいても頭に入らず、1回目は残念な結果となってしまいました。

しかし、2回目は良い参考書に出会えたので無事合格を果たすことが出来ました。

特に参考書選びは問題集よりも大事なので、良いとされている参考書を選んでください。

どの参考書が当たりだったかはこのページで後ほど紹介いたします。

問題集に関しては量も大切

問題集に関しては質はもちろんのこと、量も大切で数冊買って解く必要があります。

理由は二つあり、ひとつは支援士の試験は問題のパターンが決まっているのでパターンを見つけるという意味でも数を重ねる効果は大きいということ。

もうひとつは、二週目に同じ問題を解くと答えを何となく覚えてしまっていて、本当の意味での理解力を測れないということです。

なので、時間が許す場合は問題集は出来るだけ多く用意し、最初に解ききってしまうのではなく数回に分けて実力を測りながら知識をつけていくようにしましょう。

問題を解くことに時間をかけられない場合は下記でもご紹介しますが、午後の重点対策に絞りましょう。

参考書の比較

ではさっそく、参考書の紹介です。

ここで紹介する参考書は全てに目を通してあるので、使ってみた感想を率直にまとめさせていただきます。

※参考書の画像は支援士の物と、その前のセキュリティスペシャリストの時に受けたものが混ざっていますがリンクは最新なのでご心配なく!

情報処理教科書 情報処理安全確保支援士

出版社 翔泳社
著者 上原孝之
価格(税抜) 2,880円
オススメ度 ★★★★☆

通称、上原本と呼ばれる一冊で、筆者が当たりだと思った参考書の1冊です。

情報量が多く、今日のセキュリティ事情にも相当詳しく事細かに書かれています。

過去3回分の問題もDLできる点もうれしいですね!

ただし、情報量が多い分、とても分厚く重いので持ち運びには適さないかもしれません。

また、読むのにも時間がかかるので試験日の3~4ヵ月前くらいからは読み始めましょう。

ポケットスタディ 情報処理安全確保支援士 (情報処理技術者試験)

出版社 秀和システム
著者 村山直紀
価格(税抜) 1,500円
オススメ度 ★★★★★

試験を受ける上での対策と言った意味ではこの本が最強ではないでしょうか。

筆者が当たりだと思った参考書その2です。

過去問を事細かに分析し、「こう聞かれたらこう答えるべきだ!」と言った模範解答例がいくつも挙げられており、試験でどのような答え方をすればよいか学ぶことができます。

ただし、あくまで短時間で試験で受かるための即効サプリであり、根底のセキュリティに関する一通りの知識を身に着けておかないと実務では通用しないので注意してください。

絶対わかる 情報処理安全確保支援士

出版社 日経BP社
著者 山崎圭吾
価格(税抜) 2,500円
オススメ度 ★★★★☆

過去に一度私のブログ内でも紹介させていただいた書籍です。詳細は「絶対わかる報処理安全確保支援士-秋試験対策本のご紹介!」より。

直近の試験を事細かに分析、考察しているので、前回試験に落ちてどこの理解が足りていなかったかを見直すためのリベンジャー向け問題集です。

情報処理安全確保支援士 合格テキスト (情報処理安全確保支援士試験対策)

出版社 TAC
著者 TAC情報処理講座
価格(税抜) 2,800円
オススメ度 ★★☆☆☆

TAC出版の参考書です。

応用情報に関する参考書はとてもわかりやすく良かったのですが、支援士に関する参考書は表現が固く、わかり辛かったり内容が不足していたりするように思えました。

問題集の比較

次に問題集に関してです。問題集は午前1~午後2までの全体を幅広く扱っているものから、午後に特化したものまであるので自分の苦手な部分を重点的に補強する目的で選びましょう。

徹底解説情報処理安全確保支援士本試験問題 (本試験問題シリーズ)

出版社 iTEC
著者 アイテックIT人材教育研究部
価格(税抜) 3,400円
オススメ度 ★★★☆☆

良くも悪くも普遍的な問題集で、過去3回分の問題を午前1、午前2、午後1、午後2全て掲載しています。

過去にどのような問題が出題されたか、自分がどれくらい問題を解けるのかを測るにはちょうどいい一冊です。

情報処理安全確保支援士「専門知識+午後問題」の重点対策 (午後対策シリーズ)

出版社 iTEC
著者 三好康之
価格(税抜) 3,700円
オススメ度 ★★★★★

先述の「徹底解説情報処理安全確保支援士本試験問題 (本試験問題シリーズ)」と同様、iTEC社出版ですがこちらは午後問題に特化している参考書です。

午前問題は過去問の使いまわしが出題される傾向にあり、対策が容易なことに対し午後は根本的な理解が出来ていないと太刀打ちできないので、この問題集で徹底的に理解をしていくことをオススメします。

情報処理安全確保支援士 合格トレーニング (情報処理安全確保支援士試験対策)

出版社 TAC
著者 TAC情報処理講座
価格(税抜) 2,600円
オススメ度 ★★★★☆

先程参考書の方で紹介した「情報処理安全確保支援士 合格テキスト (情報処理安全確保支援士試験対策)」の問題集版です。

テキストがイマイチだったのに対し、こちらは問題量がかなり多いのでそれなりにオススメできる一冊です。

他の問題集のように、過去○○回分と言った形式でなく、各分野ごとに分けて多くの問題が掲載されており、さらに他の問題集よりかなりの安価と言った点も嬉しいですね。

番外編

最後に、試験には直結せずとも根底的な知識を養える良書をご紹介します。これらの本の内容を頭に入れておくことで本番で未知の問題にぶつかった際も臨機応変に対応できます。

暗号技術入門 第3版

出版社 SBクリエイティブ
著者 結城浩
価格(税抜) 3,000円
オススメ度 ★★★★★

支援士の参考書ではありませんが、プログラミングやアルゴリズムと言った観点からセキュリティの事を細かく書いている一冊で、試験にも大いに活かす事ができます。

著者の結城浩さんは「数学ガール」シリーズでも有名ですが、とても分かりやすく面白いとの事でこの本も例外ではありませんでした。

初めてこの本を手にとったときは、セキュリティの基本すらあまり理解していなかったのですが、とても楽しく読み進めることができたので是非手にとって見てください。

情報セキュリティ白書

発行 独立行政法人情報処理推進機構
価格(税抜) 3,000円
オススメ度 ★★★★☆

この本の注目すべき点は発行元です。

独立行政法人情報処理推進機構とは、情報処理安全確保支援士を開催しているIPAのことであり、そのIPAが直々に発行している本なので、試験もこれを基に出版される可能性は大いにあります。

特に最近世界を騒がせたセキュリティインシデントに関しては試験でも取り上げられる可能性が高いので、これを機に時事問題にも目を通して見ても良いかもしれません。

最良のテキストと使い方

ざっと使ってきた参考書や問題集を紹介しましたが、数が多すぎて結局どれがいいの?と思った方もいらっしゃるかと思います。

ここからは最後まで筆者が愛用し、合格に近づけたテキストのみをピックアップし、その使用方法も書いていきます。

あくまで参考書選びや使用方法は一例なので鵜呑みにはしないでください。

上原本

上原本は完全網羅式で各単元を漏れなく解説しており、0知識からでもわかるような丁寧な解説が好評です。

また、2017年10月に公明されたWPA2脆弱性KRACKや、2016年12月に公表されたサイバーセキュリティー経営ガイドラインなど最新の事象も扱っているので安心できます。

前提として、セキュリティ運用の経験が全くない場合や前提知識が無い場合は最初から最後まで一通り目を通してください。

読んでる最中に説明だけでは理解できないところも出てくるはずなので、そこには付箋をうち、あとからチェックできるようにしておきます。

特に攻撃手法に関してはそうなのですが、部分部分はインターネットで調べる事でより詳しい解説を得られることがあります。

要するに、参考書で試験に出てくる単語を知り、ネットで詳しい事象を知ると言った流れになります。

セキュリティ運用の経験がある場合や、試験を何度か受けている場合は最新の動向に注目して読みましょう。

支援士の試験では実際にあったインシデントに基づいた出題もされるので、目を通しておくだけでも試験に有利になります。

ポケスタ

ポケスタの使い方としては「速攻サプリ」で問題のパターンを覚える事になります。

「速攻サプリ」は、過去に出題された問題の設問と解答の組み合わせを分析し、キーワードに対してある程度のパターンを用意し、暗記するようにし、解答力・得点力を上げるものです。

セキュリティ面において暗記はいかがなものかと思いますが、試験対策と言った点では最強の1冊です。

問題集

問題集に関しては、時間がある場合は問題数の多い「合格トレーニング」を筆頭に、ほぼ全ての問題集を解くのがオススメです。

しかしそんな時間を確保できない場合は最低限、良問を揃えてあり、解説も丁寧な「重点対策」1冊に絞って解いておきましょう。

安価でテキストを入手しよう

ネットでテキストを買う場合は以下の二つをチェックするとお得に買うことができます!

アマゾンプライム

アマゾンプライムは年会費3,900円、月額換算で325円支払うことにより様々な恩恵を受けられるシステムです。

この年会費3,900円は一見高く、テキスト2冊ほどは買えてしまう金額ですがそれ以上に多くのメリットがあります。

参考書を買う場合では以下の三つのメリットがあるのでご紹介させていただきます。

送料が無料

一つ目は送料が無料となる事で、地域にもよりますが1ヵ月にテキストを2冊以上もしくはそれ以外の買い物をしただけで元が取れてしまいます。

支援士のテキストでも未経験からの勉強の場合、最低3冊は欲しいところですし、それ以外の資格のテキストも買う場合は加入することでよりお得にテキストを購入できますよ!

電子書籍端末を安く買える

二つ目のメリットがkindle専用端末を4,000円引きで買えることです。このkindleは電子書籍として有名なのでご存知かと思いますが、支援士の参考書にも対応している事は中々知られていないのではないでしょうか。

先ほど紹介した上原本を筆頭に数冊は対応しているので、kindleに入れて持ち運べば場所を取らず、出勤中のバスの中や、少しの休憩時間など短い時間でも勉強しやすくなります。

クレジットカード購入のポイント還元率が上がる

amazonの品をクレジットカードで購入している場合、プライム会員になるとポイント還元が最大2倍になります。

これはカード会社によって対象非対象があるので加入する前に確認しましょう。

アマゾンプライムは30日間無料お試しができるので気になった方は試してみてはいかがでしょうか。

メルカリ

メルカリでもテキストを安く入手することが可能です。

参考書、問題集は一度資格に合格してしまえば不要になるので手放す人も多く、覗いてみるとかなり安価で出品されています。

ただし古い参考書だと近年の問題に対応していないこともあるので最新版を選んで買いましょう。

フリマアプリ-メルカリ フリマでかんたんショッピング

フリマアプリ-メルカリ フリマでかんたんショッピング
開発元:Mercari, Inc.
無料
posted withアプリーチ

まとめ

今回は支援士の参考書と問題集を一通り目を通して見ての記事になりました。

多くのテキストを紹介させていただきましたが、自分に合うテキストを見つけられることを願っています。

また、技術者試験はその名の通り、技術関連の試験です。

これらの参考書や問題集ももちろん大切ですが、それだけでなく、実際に自分でプログラミングを組んでみたり、サーバを触ってみたりすることでより理解が進むので、機会があったら色々触ってみましょう。

情報処理安全確保支援士カテゴリの最新記事