IT系に資格はいらない?コスパよく取れる資格を紹介!大学生や未経験からプログラマやエンジニアを目指そう!

2018年7月21日

カズ
カズ
未経験だけどIT系に挑戦してみたい!
ラク
ラク
そうだ!資格を取ってアピールしてみよう!

IT業界に挑戦したくても、「未経験だからなかなか採用されない」と悩んでいる方は多いです。

実務経験が優先されるIT業界ですが、しっかりと資格を取ったりポートフォリオを作ったりしてアピールできれば、内定獲得は難しくありません。

実際筆者もそのパターンで、IT業界未経験から資格を取って転職活動をした経験があります。そして現在ではシステムエンジニアとして働いています。

今回は実体験も踏まえて、未経験でIT業界に挑戦できるなおすすめの資格や、資格を取った後の転職方法を紹介します。

本記事のまとめ!

  1. IT業界に挑戦する場合、資格があれば有利!
  2. 資格を取った後はポートフォリオを作りつつ転職活動しよう
  3. 効率よく資格を取るなら、スタディングがおすすめ!

未経験で資格があればIT系就職に有利?それともIT資格はいらない?

疑問

最初に、未経験で全くIT関連の職場で働いたことがなくてもIT系の仕事に就くことができるのかといった疑問にお答えしようと思います。

実績・資格がない未経験者にとってのIT業界転職は難しい

筆者も新卒のころに、未経験でシステムエンジニアの仕事を探していたことがります。

いくつかの転職エージェントや転職サイトに登録したものの、「実績がないと難しい」「就けたとしても最初は非正規雇用だったり特定派遣しかない」と言われて絶望ました。

確かに実績が大事というのはわかりますが、未経験で実績を作ることは困難です。

いったんプログラミングスクールに入って「何かしらのポートフォリオを作成してアピールする!」といった手段も考えました。しかし、お金の面でも時間の面でも結構かかってくるため敷居は高いように感じていました。

ラク
ラク
そもそも本業やりながらプログラミングスクールに通うって難しいよな・・・!

IT業界未経験者にとって資格は強いアピールポイント

私が実績は無くてもその業界に興味がある、多少なりとも知識や技術はある!とアピールしたくて、何かアピールできるものがないか探した時にたどり着いた選択肢は資格でした。

ラク
ラク
確かに、IT系の資格って多いし、求人の募集要件やら歓迎要件に記載されてるよな!

そこからは一念発起して勉強を開始し、未経験から応用情報技術者試験に合格しました。結果的に資格をアピールして大手のIT企業(ソフトウェアの自社開発)から内定を頂けました。

もちろん、IT業界も資格だけで内定をもらえる世界ではありませんが、資格が取れたことは大きなきっかけだったように思えます。

当時の転職の流れなどは流れは以下にまとめています。

カズ
カズ
未経験でも資格があるとやる気は伝わるみたいだね♬

プログラマーやシステムエンジニアに資格が要らない??

IT業界で働く方の意見を聞いていると、IT業界で資格はいらないと言った声を聞きます。確かに、ベテランのプログラマーやシステムエンジニアからすれば不要と思われるケースもあります。

しかし、初心者が未経験でIT企業に挑戦する場合は資格がやる気や知識の証明にもなるため、持っていたほうが圧倒的に有利です。

キュー
キュー
資格はプロのエンジニアからすれば不要かもしれんけど、未経験者にとっては重要やで!
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IT系未経験で資格を狙う場合の注意点

注意事項

未経験で情報系の資格をアピールしてIT系の企業に応募する場合、いくかの注意点があります。

まずはIT業界の職種を知るべき

IT系の仕事と一口に言っても多岐にわたります。例えば以下のような業種が考えられます。

POINT
  • プログラマー
  • システムエンジニア
  • プロジェクトマネージャー
  • ITコンサルタント

プログラマー一つに絞っても、言語は簡単なweb言語から始まり本格的なjava・Cなど多岐にわたります

エンジニアでもネットワーク系ならシスコからネットワークスペシャリスト、セキュリティエンジニアならCCNA・情報セキュリティマネジメントなど、求められる知識や資格は分野ごとに詳細に分かれていきます。

したがって、自分がIT系の中のさらにどの分野に重点を置いたエンジニアになりたいかでおすすめできる資格が変わってきます。

Advice
まずはIT業界にどのような仕事があるのかを調べて、興味がある分野を探してみましょう。

具体的なIT系の職種を確認しよう

ほんの一例ですが、IT業界におけるそれぞれの職種の紹介と特徴をしてみようと思います。

プログラマー

まずはプログラマーと呼ばれる職種では、コードを書いてソフトウェアを作成したりシステムを構築したりしていきます。

コードと書きましたが、具体的にはプログラミング言語と呼ばれる言語がいくつかあり、どの言語を扱うかによって、できることや就職先が分かれます。

システムエンジニアと混同されることもありますが、システムエンジニアは全体の設計を担当するのに対して、プログラマはシステムエンジニアからの設計図を基にコンピュータに命令を指せる処理を書いていく作業を主に行います。

ネットワークエンジニア

ネットワークエンジニアは主にネットワーク設計・構築・監視・運用をメインとして行います。

プログラマとは異なり、コーディングはあまり求められません。しかし、ルータやIPの仕組みについて知っている必要があります。

社内にネットワークを導入していない会社は現在ほとんどなく、どの会社でも必要とされる存在になる事は間違いありません。

キュー
キュー
中にはベンダーとのやり取りをしながらマネジメントスキルを求められることも多いで!

セキュリティエンジニア

セキュリティエンジニアは社内のサーバーや情報セキュリティを保全する役割を担当するエンジニアです。

会社によってはネットワークエンジニアと兼ねる場合もありますが、こちらはインシデント(トラブル)が発生したときに対処するいわゆるコンピュータのお医者さん的な役割を担います

セキュリティに関する知識を持った人も少なく、あちこちで足りないといった声が上がっていることが現状です。

データベースエンジニア

データベースエンジニアは、主にデータベースを管理する仕事を行います。

データベースの構造を知っている必要があり、最近ではリレーショナルデータベースに限定されずNoSQLなどを触るシチュエーションも増えています。

常に新しい情報をインプットすることを求められます

ウェブデザイナー

ウェブデザイナーの仕事内容は、ウェブサイトを構築・デザインの整備・ユーザインタフェースの改善などです。

主に触る言語としてはHTMLやCSSといったマークアップ言語が多いです。しかし場合によってはJavascriptやphpなどのスクリプト言語を触ることもあります。

ウェブデザイナーは何よりセンスを問われる仕事なので、向き不向きが分かれるかもしれません。

ここで紹介した以外にもITプロジェクトマネージャやITコンサルタントなどがあります。ひとえにITと言っても、さまざまな職種があります。

ラク
ラク
まずは業界研究が大事なんだな

IT資格を取りまくるのはNG

IT系と言っても職種が幅広いことを説明しました。したがって、手当たり次第IT資格を取りまくるのはNGです。

職種別にあった資格を選び、集中して取得していきましょう。

キュー
キュー
時間は有限やから、手当たり次第資格を狙っていると、何も取れずに終わってしまうで

IT系の職種別おすすめ資格一覧

チェック

一例ではありますがIT系の職種を紹介しました。それぞれの職種に合った資格の中でメジャーなものを紹介していこうと思います。

プログラマーにおすすめの資格

プログラマーになりたい方、プログラミングの技術を伸ばしたい方はまずどの言語を学びたいのか決めましょう

Cであればすべてのプログラミングの土台を学べるため他の言語にとっつきやすいです。Javaであれば求人が多く就職先に困らないなど各言語に長所・短所があります。

各言語を学べる資格は以下の通りです。

C言語プログラミング能力認定試験

開催日 6月第3日曜日
9月第2日曜日
1月第4日曜日
費用 7,600円(1級)
6,200円(2級)
5,100円(3級)
合格基準 60%以上
主催者サイト https://www.sikaku.gr.jp/js/cp

C言語プログラミング能力認定試験はC言語に関する知識を幅広く学べます。C言語は1972年に登場したプログラミング言語で、コンピュータの仕組みやプログラミングの根底を学ぶにはうってつけです

オンラインゲームを動かしているC++や、今日注目が高まっているjavaも、C言語の考え方が元になっています。古い言語なので「いまさら需要はないのでは?」と思われがちですが、その考えは間違いです。

C言語の特徴として実装が早いことがあげられます。近年話題のビッグデータ・AI・IoTでは膨大なデータを扱うため、むしろ需要が高まっています。

java SE

開催日 任意
費用
26,600円(Gold)
26,600円(Silver)
13,600円(Bronze)
合格基準 65%(Gold,Silver)
60%(Bronze)
主催者サイト http://www.oracle.com/jp/education/certification/jse8-2489021-ja.html

javaSEはOracle社が行うベンダー試験です。javaは現在最も多く使われている言語で、需要も高く求人数もかなり多くなっています。

そのためjava言語が扱えることを客観的に示せれば転職時には有利です。

資格の難易度としてはBronze・Silver・Goldと3段階あり、Bronzeであれば初学者からでも独学合格が狙えます

LPIC

開催日 任意
費用 15,750円(LPIC-101/102/201/202)
31,500円(LPIC-301(Core))
21,000円(LPIC-302/303/304)
合格基準 約7割
主催者サイト https://lpicj.org/

LPICはLinuxを扱えるかどうかを問う資格で、システム管理の基本から始まりサーバ構築・ドメインコントローラ構築など幅広く問われる資格です。

Linuxは主にサーバに用いるOSで、ロボットや家電などの組み込み・インターネット通信機器・Webアプリなど幅広く使われています。日系企業の約70%はLinuxを導入しています。

Linuxは速度が速く、スペックの低いコンピュータ上でも動かすことが可能です。それでいて無料かつサポートもされているのでLinuxを好むユーザは多いです。

資格自体が世界標準になっており、情報系の資格の中でも8年間通して取得したい資格No.1です。

ネットワークエンジニア向けの資格

次に紹介するのは近年IoT・クラウドサービス・5Gなどの普及によりいっそう需要が高まったネットワークエンジニアと相性の良い試験になります。

ネットワークはプログラミングとはまた考え方が違い、苦手意識を持つ方も多いです。

しかし、ネットワーク系のスキルも多くの企業で重宝され、セキュリティとの関連も大きいです。したがって手に職つけたい場合は勉強しておいて損はありません。

カズ
カズ
進数変換だったり経路の把握だったり、別の難しさがあるけどそれが楽しかったりするよ!

シスコ技術者検定試験

開催日 任意
費用 380,000円(CCAr)
259,200円(CCIE)
90,000円(CCNP)
35,400円(CCNA)
16,065円(CCENT)
合格基準 約8割
主催者サイト https://www.cisco.com/c/ja_jp/training-events/training-certifications/certifications.html

シスコ技術者検定試験はシスコが販売しているネットワーク機器をどれだけ使いこなせるかといった指標になる試験です。

未経験でネットワーク関連の職に応募するとこのシスコ技術者認定資格を持っているか問われることもあります

試験は5段階に分かれており、それぞれ扱う分野も異なります。未経験者であればCCENTかCCNAあたりを狙いましょう。

ネットワークスペシャリスト

開催日 10月第3日曜日
費用 5,700円
合格基準 午前1 60%
午前2 60%
午後1 60%
午後2 60%
主催者サイト https://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/nw.html

ネットワークスペシャリストはIPAが主催する情報処理技術者試験のレベル4に位置する高難易度試験で、ネットワーク系唯一の国家資格です。

シスコ技術者検定試験がシスコの製品限定だったのに対し、ネットワークスペシャリストはもっと根本的かつ汎用的なネットワークの知識を学べます。

知名度もかなり高く、難易度こそ高いものの、取得できれば大きな武器になることは間違いありません。

セキュリティエンジニア向けの資格

セキュリティは、年々増え続けるサイバー攻撃に対処するため国が力を入れている分野です。

セキュリティエンジニアはかなりの人手不足といわれており、資格取得することでセキュリティ関連の職につきやすくなると期待できます。

情報セキュリティマネジメント

開催日 4月第3日曜日
10月第3日曜日
費用 5,700円
合格基準 午前 60%
午後 60%
主催者サイト https://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/sg.html

情報セキュリティマネジメントは2016年に実施されたばかりの新しい資格です。情報管理担当者やセキュリティ業務担当者を対象としたマネジメント寄りの資格です。

先述のネットワークスペシャリスト同様、IPAが主催する国家資格でもあります。

スキルフレームワークではレベル2とされているので、情報系資格で有名な基本情報技術者試験とほぼ同等の難易度です。

情報処理安全確保支援士

開催日 4月第3日曜日
10月第3日曜日
費用 5,700円
合格基準 午前1 60%
午前2 60%
午後1 60%
午後2 60%
求人数 30件
主催者サイト https://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/sc.html

情報処理安全確保支援士は情報セキュリティスペシャリストから名前を変更し、登録制となった資格でIT系初の士業ということで注目が高まっている資格です。

こちらも情報セキュリティマネジメント同様、IPA主催です。情報セキュリティマネジメント試験がマネジメント寄りの試験であることに対し、情報処理安全確保支援士は技術寄りの資格です。

したがってネットワークやセキュアプログラミングの知識も必要になり、分野をまたいで幅広く勉強する必要があります。取得難易度が高い分メリットも大きい資格なので、興味がある方は挑戦してみましょう。

このほかにもセキュリティ関係の資格を記載した記事があるので興味がある方は合わせてご覧ください。

データベースエンジニア向けの資格

データベース系の資格はSQLやRDB(関係データベース)を学べる資格が多いです。

最近データベースエンジニアの需要自体は減りつつありますが、アプリやインフラを扱う際にデータベースの知識は欠かせません。

したがって、他のプログラミング言語やネットワークと掛け合わせてスキルを取得できるとかなり需要が出てきます

オラクルマスター

開催日 任意
費用 231,000円(Platinum)※認定にはGold資格が必要
22,260円(Gold)※認定にはSilver資格が必要
22,260円(Silver)※認定にはBronze資格が必要
14,280円+22,260円(Bronze)
合格基準 非公開
主催者サイト http://www.oracle.com/jp/education/index-172250-ja.html

オラクルマスターはオラクル社が主催の試験で、ベンダー試験の中ではメジャーな資格です。

概要としてはオラクルDBの管理に関係するものやDBを操作するための言語であるSQLを学びます。

受験者の目的別にDB管理者向け・アプリケーションサーバ向け・開発者向けと選択肢が3つあり、取得した資格の組み合わせによって認定が変わります。

データベーススペシャリスト

開催日 4月第3日曜日
費用 5,700円
合格基準 午前1 60%
午前2 60%
午後1 60%
午後2 60%
求人数 55件
主催者サイト https://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/db.html

データベーススペシャリストはデータベースの開発・運用・保守・管理を専門的にできることを示す資格です。

データベーススペシャリストもIPAが主催する国家資格の一つです。

合格率自体は15%と、他のスペシャリストの試験より2~3%高いイメージです。しかし、QLやキュー・RDBの理解をしなければならず、幅広い知識が必要となってくるので一筋縄ではいきません。

取得してもガッキーと結婚できるわけではないので悪しからず。

ラク
ラク
逃げるははじだが?
カズ
カズ
役に立つ!

ウェブデザイナー向けの資格

ウェブデザイナー向けの試験では、学ぶ言語としてHTML・Javascript・PHPなどがメインです。

最近流行のブロガーやアフィリエイターにも相性がよく、「独立してブログ一本で食っていくんだ!」という方は身に着けておいて損のないスキルがそろっています。

試験によっては言語だけでなくSEO・記事作成の効率化・サイトデザインの見栄えのよさetcも学べます。

ウェブデザイン技能検定

開催日 5月第4日曜日
8月第4日曜日
11月第4日曜日
2月第4日曜日
費用 7,000円(学科) + 25,000円(実技) 1級
6,000円(学科) + 12,500円(実技35歳以上)、7,000円(実技35歳未満) 2級
5,000円(学科) + 5,000円(実技35歳以上)、3,000円(実技35歳未満) 3級
合格基準 70%
主催者サイト http://www.webdesign.gr.jp/

ウェブデザイン技能検定試験はHTML・CSS・Javascriptといった基礎的なweb言語に加え、アニメーションやバナーの作り方を学べる資格です。

最近では個人でもかなり質の高いサイトを作る方が多く、フリーランスとしてweb製作を行っている方も増えています。

その取っ掛かりとしてウェブデザイン技能検定試験は難易度も高すぎず、コスパも良いのでおすすめです。ちなみにウェブデザイン技能検定試験は国家試験です。

PHP技術者認定試験

開催日 任意
費用 15,000円 上級
12,000円 初級
合格基準 70% (準認定50%)
求人数 1,500件
主催者サイト https://www.phpexam.jp/

PHP技術者認定試験は、PHPの能力を客観的に示したり、段階的に実力をつけたりするために存在する資格です。PHPはweb言語の中でもダントツでシェアを伸ばしており、求人数もかなり多い言語です。

PHPはこのサイトでも使用していますが、CMSとしてかなりの人気を誇っているWordPressでも役に立ちます。具体的には記事を書く時の効率化や面白い動作を加えられるので、サイト運営者も狙ってみましょう。

幅広く学びたい方・IT系未経験者向け資格

そもそも「IT系にどんな職種があるかわからない」「どんな業界かすらわからない」といった方は、幅広い知識が得られる試験でどのような職種があり、どのようなスキルがいま求められているかを勉強しましょう。

基本情報技術者試験

開催日 4月・10月
2023年度より常設
費用 5,700円
合格基準 午前60%
午後60%
主催者サイト https://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/fe.html

基本情報技術者試験はITに関する知識を幅広く習得でき、今どきのIT事情がどのようなものかを体系的に理解することができる試験です。

基本情報技術者はCBT化し、受けやすくなりました。一方で必修としてプログラミングがあり、苦手な方はネックになります。

しかし、これからプログラマになりたい、IT業界に携わってみたいと言った駆け出しの方には是非受けていただきたい試験です。

応用情報技術者試験

開催日 4月第3日曜日
10月第3日曜日
費用 5,700円
合格基準 午前60%
午後60%
主催者サイト https://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/ap.html

応用情報技術者試験は基本情報技術者試験の上位に位置し、取得することで高度なスキルと知識を証明できる資格です。

一見名前からも基本情報より難しいと思われがちですが、プログラミングを避けられる点や、読解力があれば知識が無くても問題を解ける点から、人によってはとっかかりやすいとの声も聴きます。

費用や開催日は基本情報技術者と同じなので、自分がエンジニアよりマネジメント向けだと思う方は、応用情報技術者試験から受けてみましょう。

中小企業診断士

開催日 8月第1土曜日・日曜日 (1次)
10月第3日曜日 (2次)
費用 13,000円 1次
17,200円 2次
合格基準 60% (1科目でも40%以下で不合格)
求人数 100件
主催者サイト https://www.j-smeca.jp/contents/007_shiken.html

中小企業診断士は経営に関する資格です。一見IT系と関係なさそうですが、今日IT化が進み経営においてもシステムに関する知識を求められる場面が増えています。

実際に受験科目の中にもシステムに関する問題があり、応用情報や上位資格を取得することで免除することも可能です。

この先技術が発展しても、技術を扱う経営者視点の考え・知識が不要になることは無いので、取得できればかなりの武器になります。

効率的にIT資格を取るには?

学習

IT関係の資格はいくつかあります。狙う職種によって資格を選定する必要があるとお伝えしました。

しかし、中には難しい資格も多く、せっかく資格を絞ってもなかなか合格できないと言う方は多いです。

そこで、以下の2点について押さえておきましょう。

勉強の習慣は大事

資格を取るためには、勉強の習慣が大事です。ほとんどの資格は一夜漬けで合格できません。

毎日数分だけ、数問解くだけでも良いので、継続することを意識しましょう。

キュー
キュー
ちなみにIT業界は就職後も常に勉強が必要やから、資格合格だけを目標にせず、その後も勉強する癖をつけておこうな

独学が難しいと感じたら通信講座を活用しよう!

独学が難しいと感じたら、通信講座も活用してみましょう。IT系の資格を多く取り扱っている通信講座は以下の通りです。

カズ
カズ
通信講座はお金がかかるけど、その分短時間で合格できる可能性が格段に上がるよ!

スタディング

202207_STUDYing_共通999

講座数 30以上
得意資格 情報系・論述系
受講形式 オンライン
教材 ・WEBテキスト
・WEBアプリ
サポート・特典 ・合格祝い金
・職業訓練制度
公式HP スタディングの公式HP
スタディングは、スマホ一台で動画の視聴から問題演習までできるお手軽な通信講座です。

以前は通勤講座とも呼ばれており、サラリーマンが通勤途中の電車の中でも勉強できるようにと言ったコンセプトで作られています。

間違えた問題は繰り返し演習できるため、効率よく学習できます。


フォーサイト

資格取得

講座数 20以上
得意資格 金融系・法律系・情報系
受講形式 オンライン
教材 ・フルカラーテキスト
・eラーニングアプリ:Manabun
サポート・特典 ・全額返金保証制度
・教育訓練給付制度 ・ダブルライセンス割引制度
公式HP フォーサイトの公式HP
フォーサイトは、フルカラーテキストやeラーニングアプリなど教材の質が高い点で注目されています。

重要論点のみを抽出したカリキュラムなので、各資格の勉強を効率よく進められます。

資格によっては万が一不合格だった場合、全額返金制度もあるため安心です。


IT資格を取得した後プログラマーやエンジニアになる方法!

プログラミング

IT資格を取得後、以下のようなプロセスでプログラマーやエンジニアになれるかも確認しておきましょう。

転職エージェントに登録しよう

転職エージェントに登録して求人に応募しなければ、資格をとってもIT業界にチャレンジできません。

カズ
カズ
どんな求人があるかもわからないもんね・・・

筆者がおすすめするのは次の3社です。いずれの転職エージェントも登録~内定まで全て無料で可能で、いずれも手厚いサポートを受けられます。

長期的に転職を考えている方も今すぐIT業界にチャレンジしたい方も登録しておいて損はありません!

doda

種類 転職サイト・転職エージェント
案件数 公開7万件
利用者層 20~40代
案件傾向 営業・エンジニア

公開されている取り扱い案件数は6~7万程とされていますが、非公開案件が非常に多く魅力的なのがDodaです。

取扱い職種も多く、求人の幅も非常に広いので必ずご自身の持つスキルや資格とマッチする求人が見つかると断言します!

筆者自身もお世話になったことがありますが、エージェントの方がスキルや経歴を加味してオススメの案件をいくつもメールで送ってくれるため、マッチングしやすく求職に割くリソースも最小限で済みます。

MS-Japan

種類 転職エージェント
案件 4,500件
利用者層 30~40代
案件傾向 管理職・士業

MS-Japanは管理部門特化型のエージェントで、大手上場企業や外資系企業、優良ベンチャー企業の求人が多く、税理士や会計士といった資格職の求人ももちろん多くなっています。

キャリアアップを考えている方、さらに大手への転職を考えている方はまずこちらに登録しておくのがベストです。

目的が絞られている分好みの求人と合致する可能性も高く、そこまで大きな転職エージェントではないためサポートも手厚く、内定までの時間が断然早いです。

レバテックキャリア

種類 転職サイト・転職エージェント
選考を受ける企業 平均6件
利用者層 20代~30代
案件傾向 プログラマ・エンジニア

レバテックキャリアはエンジニア向けの転職案件を多く扱うエージェントです。

一人一人へのサポートも手厚く、未経験はもちろんの事、キャリアアップの案件も扱っており幅広く対応しています。

筆者自身も以前お世話になったことがありますが、SPIから履歴書、面接のセッティングまで幅広くサポートして頂けた経験がありオススメのエージェントの一つです。

自身のポートフォリオを作っておくとさらに良い!

多少ハードルは上がりますが、自分自身で作成したアプリやコンテンツ等のポートフォリオがあるとそれだけでIT業界での採用確率はグンと上がります

筆者自身もIT業界から内定をもらったとき、資格以外にもアピールポイントがありました。

キュー
キュー
それがこのサイトなんやけどな

サイトであればHTML・CSS・WordPressの知識で充分運用できます。また、中にJavaScriptやPHPを組み込めばそれらの知識や運用経験もあるとみなされます。

カズ
カズ
でもいきなりポートフォリオ作れって言われても難しい・・・

確かに0からポートフォリオを作るのは難しいですが、プログラミングスクールを用いれば包括的にプログラミングを学べます。

卒業制作としてポートフォリオを作ることもできるので、一石二鳥です。筆者自身お世話になったスクールもあるので、あわせて紹介します。

侍エンジニア塾

価格 1ヵ月あたり税込88,000円~(各種割引あり)
期間 1~6ヵ月
言語・プラットフォーム HTML・CSS・PHP・JavaScript・WordPress・Ruby・C・C++・C#・Java・Python・node等
形式 完全マンツーマン

侍エンジニアは完全個人レッスンで、自身が学びたい言語やプラットフォームを学ぶことが出来ます。

他のプログラミングスクールと比較してかなり高価ですが、自身が身に着けたいスキルを最短で効率よく学べるため、将来的に自分がこういった物を作りたい!と言った方に向きます。

筆者も過去に侍エンジニアにお世話になり、学習進捗アプリやメモの書き込み機能を搭載した学習サイトを作成しました。

一方で、資格のための知識を付けるだけで良い、基礎的なことを包括して学びたい!と言う方にはコスパが良いといえないので、他のスクールを検討した方が良いかと思います。

スクールを体験して感じたことや学べたことは以下の記事で深く紹介しています。

CodeCamp

価格 税込272,800円~437,800円
期間 2ヵ月・4ヵ月・6ヵ月
言語・プラットフォーム HTML・CSS・PHP・JavaScript・MySQL・Ruby・Java・Photoshop・Illustrator等
形式 完全マンツーマン

CodeCampはいくつかコースが用意されており、Web特化、デザイン特化、Ruby特化、Java特化等、それぞれの言語や職種に必要なスキルを包括的に学習できる完全マンツーマンの家庭教師形式の講座になります。

例えばWeb特化であればHTMLやCSS・JavaScriptと言ったマークアップ言語・スクリプト言語を網羅的に学べ、その後就職サポートもしているため転職にもつながりやすくなっています。

しっかりと教材も用意されており、転職に活かせる技術を得たい、資格に必要な基本的な知識を得たいといった方にはお勧めです。

カズ
カズ
わからないところの質問対応とか、サポート制度もしっかりしているから安心♪

しかし、完全マンツーマンとはいえテキストに沿って学習するため、自身でオリジナルのコンテンツを作りたい!と言った方には向きません。

こちらのCodeCampは筆者自身体験レッスンを受けたことがあるので合わせてご覧いただければと思います。

TECHアカデミー

価格 税込163,900円~339,900円
期間 4週間・8週間・12週間・16週間
コース ・Webアプリケーションコース ・PHP/Laravelコース ・Javaコース ・フロントエンドコース ・WordPressコース ・iPhoneアプリコース ・Androidアプリコース ・Unityコース ・はじめてのプログラミングコース ・ブロックチェーンコース 等
形式 オンライン完結

TECHアカデミーはオンラインでプログラミングを学べるスクールで、コースの多彩さから、PythonやAI、さらにはブロックチェーンと言ったコアな内容まで学習することが出来ます。

特にAIを学びたい方はTECHアカデミーがコスパ的には良いのかな?と感じます。

もちろん、WebマーケティングやSEO、デザイン等顧客よりのスキルを学ぶことも出来るので、フリーランスを目指す方にもキャリアアップを目指す方にもおすすめできるスクールです。

筆者の場合既に作りたいアプリが決まっており、教科書に沿った内容を学びたい!AIを学びたい!と言ったわけではなかったので合いませんでしたが、AI系やマーケティング系のスキルを学びたい方はおすすめです。

IT系のおすすめ資格のまとめ

本記事のまとめ!

  1. IT業界に挑戦する場合、資格があれば有利!
  2. 資格を取った後はポートフォリオを作りつつ転職活動しよう
  3. 効率よく資格を取るなら、スタディングがおすすめ!

IT系の資格といっても、IT業界は業種が広いので一概にどれが良いと言い切れません。手あたり次第試験を受けるのではなく、将来どのような仕事に就きたいかを考え、そのステップとして取るべきです。

まずはどの職種がよいかIT業界を研究したうえでしっかり計画を立てて受験していきましょう。また、ポートフォリオの作成も同時進行で進めておくことで、採用確率が上がります。

スキルや資格を取得して、IT系への就職を実現させましょう。

カズ
カズ
業界のことを知って、各分野で活躍できる資格を選んでいこう!
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