[FP3級]0ベースから独学で合格するための勉強方法をご紹介

2019年3月19日

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今回はFP3級独学でテキストのみを使って合格できたので、その時の勉強方法についてご紹介していこうと思います。

一応筆者のスペックとしては他の分野の資格(情報処理技術者試験等)は保持してますが、金融業界に勤めていた経験などは皆無で、まったく前提知識がない状態からの学習になりました。

そのためFP3級を受ける予定の方であればあらゆる方に役に立つと思うので参考にしていただければ嬉しく思います。

スケジュールをしっかり立てて

試験を制するためにはスケジュール管理が最も大切になってきます。

試験日を把握する

試験日は毎年5月、9月、1月の3回あります。どのタイミングで受ければ最も負担が少ないかを考えて受験日を決めましょう。

特に仕事の繁忙期と重なってしまうと予定していた時間が確保できずに合格できなかったなんてこともあるので注意です。

平均勉強時間は50時間程

巷では「1週間程で合格できた」「簡単すぎて3日あれば余裕」なんて声も見られますがテキストの厚さや出題範囲から考えてどう頑張っても50時間以上はかかり、1ヵ月程は勉強時間が必要だと言えます。

短時間で合格できたというのは元々前提知識があった、よっぽどの天才、1日中勉強に費やせる余裕があった、嘘のどれかだと思うので鵜呑みにせずしっかりとスケジュールを管理しながら試験日の1ヵ月前くらいからコツコツ勉強を始めたほうが良いです。

また、短期的に知識を詰め込むと定着率が落ちることもあり、試験に合格してもすぐに抜け落ちてしまうことがあります。

根本的な理解をしないと次につながらず、FPは2級あたりから本格的に評価される資格の為、次受けるときや実務に活かす場面で名ばかりの資格になってしまいます。

進捗管理アプリがあると楽!

毎日どれくらい勉強したのか、と言った指標を図るためには勉強の進捗を管理できるStudyPlusと言ったアプリがおすすめです。

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開発元:Studyplus Inc.
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毎日どれくらい勉強したか、他の方がどれくらい勉強したかを観られるため進捗管理やモチベーション維持には持って来いです。

使用自体簡単ですが、詳しい方法については下記にまとめたので是非ご一読をお願いします。

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モチベーションの保ち方

スケジュールを頑張って立てたにもかかわらずだんだんやる気がなくなっていつの間にか投げてしまった・・・そんな経験ありませんか?

筆者も昔はよくそのパターンに陥っており、なかなか勉強が手につかなかった時期があります。

しかしそれはいくつかの方法で打破できるので、その方法も紹介していきます。

無理のないスケジュールを組む

スケジュールを組む際に無理なスケジュールを組むのはNGです。例えば1日10時間勉強する、徹夜で勉強する等と言った行為がこれに価します。

最初の1日2日は案外行けるものですが、これを継続するとなるとだんだん苦しくなりある日プツンと切れてしまいます。

スケジュールを組む際はそのペースで続けられるだろうかという事を第一に考えて組むのが良いでしょう。長期マラソンでもスタートダッシュで全力疾走してしまうと後々バテてしまい完走できなくなってしまう原理と同じです。

短くても良いから継続する

継続は力なりというように、忙しくて思うように勉強が取れない時間はスケジュール通りにいかなくても、とにかく1日1問は解く、5分間だけでも勉強すると言ったように0の日が無いようにしましょう。

一度0の日を作ってしまうとそれが習慣化されてしまい、「今日もやらなくていいかな・・・」と自分に甘くなってしまい結果勉強が進まなくなります。

目的意識をもって学習する

勉強する際にはただ時間を費やすのではなく、どういった学習をするかを意識して勉強したほうが伸びますしモチベーションの維持にもつながります。

最終的な目標がFP3級合格だとして、そこにつながるまでに小さな目的をいくつか持つと良いでしょう。

具体的には以下のようになります。

  • 任意社会保険の期間や条件を頭に叩き込む
  • 6つの係数のうち終価係数だけでも完全に理解する
  • 次のプレテストで3点上げる

少し頑張れば達成できる目的を作り、達成出来たら次の目的を作る。それを繰り返していくことでふと気づいたら充分な実力がついているはずです。

人に教えるのが一番伸びる

勉強する際に頭に定着する度合いを表したものに学習ピラミッドと呼ばれるものがあります。

具体的には以下のように分かれており、%が高くなればなるほど定着しやすいと言われているものです。

  • 講義を受ける(5%)
  • 資料や書籍を読む(10%)
  • 視聴覚(20%)
  • 実演を見る(30%)
  • 他社と議論する(50%)
  • 実践による経験、練習(75%)
  • 他者に学んだことを教える(90%)

※参考

この数値から見ても自分で参考書にかじりついて(10%)問題を解いても(75%)充分に学習は出来ると言えますが、最も伸びるのは人に教える(90%)事だとわかります。

当サイトでは人に教えられる場、もしくは教えてもらう場を提供できるようにと、SNSと掲示板を用意させていただきました。

勉強の役に立てればと思うので、ぜひ活用してみてください。

SNS 掲示板

テキスト選びについて

次にテキストの選び方について紹介します。

1冊に絞ろう

よく資格の勉強や学校の勉強をするときに複数のテキストを並べて満足している方がいらっしゃいます(過去の筆者です)

それだとテキストを集める事だけが最終目的になってしまい、最初の数ページを読んで「なんか違うな」と次の参考書に移ってのループになってしまい、金銭的な面でも効率の面でもよろしくありません。

一度テキストを購入したらそれを使いつぶすつもりでいましょう。

オススメのテキストは?

筆者がオススメするのはTAC出版のスッキリわかるシリーズになります。

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一つ一つの論点で最初に分かりやすい挿絵を使った説明をしており概要を掴んだうえで細かい論点に入っていけるようになっています。

もちろんテキストには合う、合わないがあるので、他のテキストを見たい!という方は下記を参照ください。

テキストの使い方

改めてテキストの使い方について紹介していきます。

どのテキストでも通用するので、上で紹介したスッキリわかるシリーズ以外を選んだ方でも使える方法です。

まずは通読

まずはテキストを1冊最後まで通読してください。

筆者もそうでしたが、特に何も知らない人がテキストを読むと全く分からない事ばかりで「こんなんで大丈夫だろうか・・・」と不安になってしまうことが多いかと思います。

それでも100%理解する、覚える必要は全くなく、ぼや~っと「この辺にこんなこと書いてあったなぁ」、「この単語どこかで見たような・・・」くらいになれれば十分です。

問題集を解く

一度テキストを読んだら問題集に取り掛かります。

問題集も一通り問題を解いていき、出来る分野、出来ない分野を見つけていきます。

最初は出来る分野は殆どないかもしれませんが諦めず、出来ない分野を潰していくことに専念しましょう。この時に使うのが先ほどの一読したテキストです。

分からない問題があったときにテキストのこの辺にこんなことが書いてあったなと分かっていれば直ぐにそのページを参照できます。要するに問題集をメインに解いて参考書は辞書的に使うという事ですね。

これを繰り返していけばさらに参考書の理解が進み、「こんな事は〇〇ページに書いてあったな・・・」といった領域まで達せるはずです。

また、問題集では不正解の解答の部分がどうして違うのかも見ておくと良いでしょう。

たまに問題を解いて答えだけ確認して終わり・・・という方も見受けられますが、そこで正答以外の答えがどうして不正解なのかまで突き詰めて勉強すれば学習効率も一気によくなります。

通信講座はあり?

このページを見て頂いている方は独学で何とか合格したい方が多いと思いますが、一応通信講座もいくつか用意されているのでその辺についても触れておこうと思います。

基本的には使わなくて大丈夫

筆者も実際に使わずに合格しましたし、ネット上でも見る限りほとんどの方は使わずに合格できています。

上記のテキストをうまく回す勉強方法が身についてしまえば通信講座は決して使わなくていいと言えるでしょう。

何より高いので、お金の面でも負担がかかってきてしまいます。

通信講座を使った方が良い人

逆に以下のような方は通信講座やスクールを利用したほうが良いと思います。

  • 何度受験しても合格できない人
  • 100%理解したい人
  • 短期間で合格したい人

特に金融系は資格が出世条件となっていることが多いらしく、FPもその要件に入ることが多いと聞いたことがあります。

仕事などで中々ペースが掴めず、期間も少ない、効率的に短期間で合格できるような勉強したいという方は通信講座を考えてみるのも良いのではないでしょうか。

オススメの通信講座は?

実際に通信講座を受けてみようと意志が固まった方でどこが良いのだろうと迷う方もいらっしゃると思います。

筆者としては2級を見据えて深く理解でき、1万円前後とリーズナブルに受講できるフォーサイトをお勧めしています。

もちろん、これ以外にもスクールはたくさんあり、気になる方は下記を見て頂ければと思います。

各分野対策

FP3級では主に以下の6つの分野に分かれていきます。

それぞれの分野に傾向があり対策方法も変わってくるので紹介します。

ライフプランニングと資金計画

ライフプランニングと資金計画では主にFPが出来る事、やって良い範囲を学んだ後に資金計画では6つの係数が出てきます。

出来る事、やって良い事では具体的に踏み込んでしまっている事を除外すると良く、ここまでやったらアウトだな~と言った感覚を掴めるように頑張りましょう。

6つの係数はぶっちゃけ複雑で、FP3級(2級でも)の中でも関門の一つだと言えます。

しかし具体的に覚える必要はあまりなく、最悪簡単に求めてしまうテクニックもあるので覚えてしまいましょう。

テキストにも書いてあるので全部は紹介しませんが、二つ紹介すると、

一つ目が元金10,000円で複利2%で5年間運用するといった問題があったとしたら、いちいち表の中のどの係数が正しいか選んで掛けるのではなく、電卓で最初から

10,000×1.02×1.02×1.02×1.02×1.02を入力してほぼ一致する値(小数点以下の関係でズレることもあるため)を選ぶと言ったゴリ押し手法。

もう一つは、将来20年に渡って1,000万円を用意するために毎年いくら積み立てないといけないかと言ったときに使う係数を求める問題で、選択肢が[現価係数 0.8195][資本回収係数 0.0554][減債基金係数 0.0454]だとしたら、複利があるという事は単純に1を20で割った0.05よりもさらに少ない係数をかけたもので良いという事から減債基金係数を使えば良いというように理屈で求める方法です。

意外と使えるので試してみてください。

リスク管理

リスク管理はいわゆる保険です。

保険に関しては主に適応される期間や条件を聞かれることが多く、各保険の細かい数字まで覚える必要があります

自分で表を作り、この保険はこの条件で、と一目で分かるようにして目に届くところに置いておくと良いですよ。

金融資産運用

金融資産運用は社債や株式について聞かれることが多いです。

特に外貨については円安と円高で市場がどのように動いていくのかを知る必要があり、本来中学校・高校でも習っているはずの内容ではありますが意外と忘れているのでおさらいしておきましょう。

この辺の論点は実生活でも直結することが多く、ガソリンの値上げ、値下げ等他人事ではないので生活にも活かせる知識!と思い踏ん張りましょう

タックスプランニング

タックスプランニングは税金に関わる話になります。

所得税とは何ぞや、住民税とは何ぞや、と言った何気ない私たちが普段払っている税金にもう一度目を向けて理解しようとする姿勢が大切ですね。

また、医療費控除はいくらまで、だとか配偶者控除の条件など踏み込んで聞かれることもあります。具体的な計算方法や数値は最終的には覚えられるように繰り返し問題を解いていきましょう。

不動産

不動産の取引の流れや法令上の規則について学んでいきます。

よく問われるのは台帳のどこに何が書かれているかと言った事や、建ぺい率や面積を用いて計算する問題です。

こちらは法令がらみで覚える事が多いため、法律が苦手という方は特に重点的にやっておくと良いでしょう。

相続・事業継続

よくトラブルになる相続税に関する問題です。

何より大事なのは人間関係を図示する事で、人間関係を把握したうえで配偶者が最も優先、次が子、次が親、兄弟姉妹とその順序関係だけは間違いないようにしましょう。

相続放棄した時に税金はどうなるか、貰える金額はどうなるかも混同しがちなので、税金は放棄が無かったものとして、貰える金額は相続する人たちでと、正の資産だけの場合は他の人が放棄してくれた方が都合がよくなると覚えておきましょう。

学科・実技対策

次に学科と実技の対策方法も見ていきます。

学科が重点

FPの試験では実技より学科の方が難しく、聞かれる範囲も非常に広くなっています。

とにかくアウトプットを重点的に行い、弱いところをインプットしてまたアウトプットしてできているか確認・・・という地道な作業を繰り返し基礎を作って行きましょう。

実技は1週間前で良い

実技試験は学科試験より毎年合格率が高い傾向にあり、実際に解いてみても簡単だという事が分かるかと思います。

文章自体は長文で初見殺しな面もありますが慣れてしまえば聞いていることは意外と単純で、学科の知識がしっかりしていれば実技で落ちることは無いでしょう。

本番で気を付けるべきこと

最後に、本番で気を付けておくべきことを述べて締めにしようと思います。

分からなかったら適当につけて後で戻る

FP3級の試験は2~3択問題で分からなくても勘で書けばそれなりの確率で点数を貰えます。

もしわからない問題に直面して時間を取られそうなら仮に●をしておき後から戻ってくるようにした方がゆとりが出てきます。

特に学科では120分で60問解かなければいけません。

1問に費やせる時間はせいぜい2分で、最初のうちに時間をかけ過ぎると後半厳しくなるので時間配分は大切にしてください。

電卓は忘れずに!

FP3級では電卓が使えます。

計算時間の短縮にもなり、計算ミスを防げるので絶対に持ち込みましょう。

電卓は色々ありますが、関数機能がついているものはダメなどの制約があるので以下のページで紹介している電卓をご使用ください。

簿記などにも使いまわせるものが多く、1台は持っておくことをオススメします。

問題をよく読む!

他の試験でもそうですが、FP試験では特に問題文をよく読むようにしましょう。

まず学科の選択問題では”適切な”選択肢を選ぶ問題と、”不適切な”選択肢を選ぶ問題があります。

頭の中で”適切な”選択肢を選ぶことが固定化されてしまっていると”不適切な”選択肢を選ばないといけないのに思い込みでその選択肢を除外してしまいドツボにはまることがあります。

また、実技などでは特別な知識が無くても問題文だけしっかり読んで把握していれば解ける問題も少なくありません

後から冷静になって見直してみたら当たり前の所でミスしてた。なんてことになったら悔やんでも悔やみきれません。

まとめ

今回はFP3級に関する勉強法と、テキストやモチベーションの維持についてまとめさせていただきました。

FP3級で得られる知識は就職や転職だけでなく、実際に生活していく上でも大切なことが多いので、これを機に人生にプラスとなる知識を養えることを願っています。

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