FP2級とはどんな資格?日程や形式、合格後の進路など

2019年2月20日

FP2級はFP3級の上位に位置し、資産運用や金銭的リスク、宅地や保険料等生きていく上で欠かせないお金の概念についてさらに深く踏み込んでいく内容となっています。

3級では心許なく、1級ではオーバースペックになる事から2級が難易度的にも内容的にもバランスが良くとっておきたいラインとして人気を博しています。

ぷりん
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2級が一番コスパが良いでちゅ!

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過去問題や参考書等、試験について分からないところがあれば下記の掲示板で共有しましょう。

また、参考書的役割を果たす独学支援サイトも作成予定なので作成後はご活用ください。

メールアドレスを登録してログインすることで進捗管理も可能です。


FP2級の掲示板

FP2級の学習サイト
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FP2級の概要

FP2級の概要についてまとめていきます。

FP2級の難易度について

FP2級の難易度としてはFP3級の上位に位置しており、半数以上の方が落ちてしまうため決して容易に合格できるとは言い切れません。

実際に参考書を開いてみると3級をベースとしてさらに詳しい論点だったり細かい数値を聞かれることも多く、選択肢も4つまで増えているのでFP3級のように勘で書いても合格できる可能性は著しく下がります。

しかしあくまで一般常識を問われることが多く、よく対比される日商簿記2級や基本情報技術者試験と比べると簡単なように思えます。(もちろん、人には得意不得意があるので一概には言えませんが。)

FP2級の合格点

FP2級の合格点は60点満点のうち36点以上取る必要があります。

6割は努力すれば取れるレベルなので、基礎的な問題は手堅くとって、分からない問題に関してはとりあえず埋めることを目標にしましょう。

FP2級の合格率

先述の通り、FP2級の合格率は学科が20%、実技が40%と結構合格率は低くなっております。

3級でもそうでしたが、基礎的な内容を問われる学科よりもモデルケースを想定して出題される実技の方が合格率が高くなるのは意外ですね。

また、学科、実技のうち片方だけ合格した場合一部合格とされ、一部合格した年度の翌々年度までは合格科目が免除されます。

FP2級の合格に必要な勉強時間は?

FP2級の合格に必要な勉強時間は3級取得者が始めて大体100時間と言われています。

参考書を見て頂ければわかるかと思うのですが、3級の教科書からそこまで分厚さがかわっていなく、しかも共通範囲も多いため3級の勉強が利いてきます。

逆に言えば3級の段階で基礎を固めておらず、たまたま勘で合格してしまった、という方は苦戦することが予想されますので、曖昧な知識がある場合は3級に立ち返ることも大事だと思います。

FP2級の日程

FP2級の試験の日程についてまとめて行きます。

FP2級の申込日

FP2級の申込開始日は大体試験2ヵ月程前からです。

申し込みは公式サイトから可能なため、余裕のあるうちにチェックしておくと良いでしょう。

FP2級の試験日

試験日は毎年5月と9月、1月の下旬です。

FP2級の合格発表日

FP2級の合格発表日は大体試験終了1ヶ月後です。

ただし解答速報が各予備校で出回るので、自分の答えをメモって置けば試験当日に結果を把握することも可能です。

その他の情報

その他の試験の情報をまとめておきます。

試験形式

試験は学科が10:00~12:00の2時間、実技が13:30~15:00の1時間半です。

学科と実技の違いですが、形式的に大きな違いはなくどちらも多くが選択問題です。

ただ、学科は基礎的な知識を問いどれだけ覚えているかが重要になるのに対し実技はモデルケースが与えられどう対応するかといった応用力が問われます。

また、実技の方が応用と言われ難しいと思いがちですが逆で、学科試験の方が深く突っ込んだことを聞かれたり、問題文が長文でややこしいことから合格率は低くなっています。

受験料

受験料は学科が4,200円、実技が4,500円となっています。

主催者サイト

FP2級の主催者サイトは以下になります。

主催日や申し込み方法など詳しい情報も上記サイトにあるので確認しておきましょう。

FP2級取得後は

FP2級の試験を取得できた後、どの様な活躍ができるかをまとめて行きます。

さらに上の資格に挑戦

FP2級の知識は幅広く、さらに有名どころの資格である中小企業診断士や宅建士と言った士業資格にもつなげることができます。

これらの資格を保有できればさらに知識が広がり活躍の場が増えることは火を見るより明らかです。

また、ファイナンシャルプランナーとしての実力をあげたい場合は1級を受けることもおすすめしますが、こちらは受験資格に2級を合格したうえで実務経験を持つことが問われるため誰でも受けることができるわけではありません。

将来的にファイナンシャルプランナーになりたいのか、それとも知識を活かしたうえで士業にチャレンジするかよく考えたうえで選択しましょう。

資格を活かして転職

ファイナンシャル・プランニング技能検定試験の勉強を通して得た知識は金融業界だけでなく一般の企業でも使えます。

例えば総務であれば保険の事を知っていれば従業員に対し適切なアドバイスができますし、土地法を知っていれば設備の建て替えの際もその知識を存分に生かすことができます。

FP=金融のイメージが強く、そちらの業界で就職・転職活動をする方が多いのですが、実際は一般企業の事務でもアピールできる万能資格なので、未経験でも事務職に行ってみたい!という方でFPを取得で来た方がいらっしゃいましたらチャレンジする価値は十分にあります

資産運用や独立にも

株や社債と言った資産運用の知識も勿論つけることができ、そちらの方面で投資家として独立する方もいらっしゃいます。

また、フリーランスとして活動するとどうしても切って離せないのが確定申告の話になってきます。

正しい納税方法を知っているかどうかも大きな武器になりますし、特に最近ではフリーランスが増えているので、費用の計上の仕方が分からない、申告方法が分からにと言った方にアドバイスをしながら生計を立てている方も増えているそうです。

FP2級まとめ

今回はFP2級に関する情報をまとめました。

この記事でFP2級に興味を持った方は是非、受験してみましょう。

また、勉強途中で分からないことなどがありましたら、掲示板を通して質問してみてください。

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